松野官房長官が定例会見4月15日(全文)若年層の3回目接種推進は重要
トリガー条項の凍結解除に対する見解は
TBSテレビ:TBSテレビ、森川です。話題変わりまして、トリガー条項の凍結解除についてお伺いいたします。与党・公明党の石井幹事長は本日の記者会見で、原油高騰対策として議論されているトリガー条項の凍結解除について、政府が緊急対策を取りまとめる今月中に結論を出すことは難しいとの認識を示され、自民、国民民主、両党との協議が整っていないことを理由に挙げました。本件は党の要望項目として総理に提出されたばかりでもありますが、政府の見解をお伺いいたします。また、政府の緊急対策の検討作業は影響はいかがか、お伺いいたします。 松野:自民党、公明党、国民民主党の3党間の協議の状況について、政府の立場でコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。原油価格の高騰については何が実効的で有効な措置かという観点から、現在講じている措置の効果も見極めつつ、あらゆる選択肢を排除することなく検討し、対応していくとの総理の指示に基づき、政府とし3党間の協議も踏まえつつ、検討していく考えであります。いずれにせよ、政府としてはウクライナ情勢に伴う原油価格や物価高騰等による国民生活や経済活動への影響に緊急かつ機動的に対応するため、「総合緊急対策」を4月中に取りまとめる方針に変わりはありません。
ウクライナ義勇兵募集に応募した日本人の安否は?
安積:フリーランスの安積です。ウクライナ情勢についてお伺いいたします。以前、ウクライナ大使館がTwitterで、日本人に対してウクライナの義勇兵を募ったわけなんですけども、これに対して応募したのが数十名いるというふうな報道がありました。この人たちの安否について政府は把握していらっしゃいますか。 松野:そうした報道は承知をしておりますけれども、報道の1つ1つにコメントすることは差し控えたいと思います。その上で、日本政府としてはウクライナ全土に退避勧告を出しており、目的のいかんを問わず、同国への渡航はやめていただきたいと考えています。 安積:フリーランスの安積です。日本国民がウクライナ大使館、いわばウクライナという国が募集したことについて応募して、その国に入って戦闘状態に巻き込まれる危険性が極めて高いところに置かれているということについて、これ、ウクライナ政府に対してなんらかの働き掛けというのはされたんでしょうか。 松野:私は今、働き掛けがあったかどうかに関して承知をしておりませんので、外務省に詳細をお尋ねいただきたいと思います。