大阪府・吉村知事が定例会見8月25日(全文3)アストラ製ワクチン接種、26日に予約開始
特措法に基づいて要請する理由は
日本経済新聞:すいません、最後に病床確保の要請なんですけれども、98病院380床の病床を要請するということですけど、これを24条9項、特措法で要請するという理由はどういったものでしょうか。 吉村:感染症法というのは結局最後の手段ですから、ここの病院っていうのは実はもう本当に協力してくれてる病院なんですね。大変だという中でも許可病床掛けるパーセントということで、協力してくれている病院にさらにお願いをするので、感染症法で公表しますよとか、そういう段階ではまだないと思っていますし、ぜひなんとか、一段のご協力をお願いしますということです。 ここの病院からしたら、いや、違う病院やってへんとこあるやんかと、なんで僕らばっかりなんていうのあるかもしれませんが、そこはもう感染症法いうてもできないので、申し訳ない、じゃあほかに病院があるかというとなかなかないですから、今の緊急の状況に応じてちょっと申し訳ないけどももう一段のご協力をお願いします、そういう趣旨です。 司会:よろしいですか。では次の、前。
カクテル療法対象者を絞り込む条件は
読売新聞:読売新聞の山本です。発表事項の抗体カクテル療法の外来の件で追加で教えていただきたいんですけれども、先ほどの知事の説明でカクテル療法を受けられる条件として50歳以上であるとか、肥満などのリスクがあるということでおっしゃっていたんですけども、検査時に案内する上でどういった方に案内するか、それ以外に条件を絞りこんでいるものはあるのでしょうか。 吉村:いや、これは最終的にはお医者さんの判断です。分かりやすいところでいけば50歳以上の方、もちろん有症状で酸素を必要としない方であれば、もうすでにその時点で対象です。また肥満、BMIが高い、数値が高い方についての対象にしてます。それ以外の、例えばもっと重症化リスクがある方、基礎疾患、重い基礎疾患がある方とかについては、これはもともとホテルで全部完結することを想定していますので、そのあと病院とか入院とかっていうのは、もちろんそうなったらそうなるわけですけど、基本的にはそういう人、ならなそうな人をやっぱり中心的にやっていく、そのほうが効率的ですから。 逆に言ったらものすごく基礎疾患、ハイリスクの重症化リスクって、一言で僕ら言ってるんですけど、やっぱりそれも非常に程度の重たい方とかそういった方で、まだ軽症の状態、そういう人は例えば短期入院型の、医療機関で1泊2日の入院をして経過観察も含めて抗体カクテル療法。そして下りホテル療養にすると。どちらかというと抗体カクテルの対象者もいるんです。中でも比較的軽いタイプの人をこちらで受けて、中ぐらいの人については短期入院のほうにやる。その基準はもう実は作って、保健所には通知をしています。 ここはちょっと分かりやすく僕がお伝えしたんですけど、そういった割り振りは保健所のほうでやるんですけども、基本的にはここでやる方については先ほど申し上げた、単純に50歳以上の方であったり、あるいはBMIが高い方だったり、有症状であって酸素投与を必要としない、あとは7日以内という、ここが非常に重要になってくる。そういった方はどんどん、普通にいけば今までホテルに入っただけだったんですけど、ホテルでできるだけ抗体カクテルを受けてもらう、そこで重症化を防ぐ。軽症病院化を目指すっていつか言いましたけど、今まさにそこに向けて動いていってるということです。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見8月25日 全文4に続く