大阪府・吉村知事が定例会見8月25日(全文3)アストラ製ワクチン接種、26日に予約開始
ほかのホテルに移動する可能性は
関西テレビ放送:関西テレビの鈴村と申します。今日の発表事項で、ホテル抗体カクテルセンターについてなんですけれども、あすの26日から1カ所のホテルで開始するということなんですけれども、今後の拡大の、1カ所以上増やすめどについて伺いたくて。というのもホテルの規模ってさまざまだと思うんですけれども、基本的に投与したあとにそのホテルで、自室で療養を続けるということなんですけれども、きのう発表されたような入院患者をホテルに転院をするように、ほかの抗体カクテルをやっていないホテルとかにも移動する可能性などもあるのかどうかと。 吉村:まずホテル療養、このホテル療養所自体を、僕は臨時の医療施設にどんどん指定していこうと思ってます。これは大阪府の責任においてできるので、それをやっていこうと、こういうふうに考えています。ただ、問題はそれを、実際に抗体カクテルを打っていただけるチーム、これをどう確保するかということです。ですので、今後の増やし方として考えてるのは、まずここでホテル療養の方に抗体カクテルをどんどん打っていって、ここはその施設の中で完了するというまず拠点をつくりました。今後は往診で、ホテルへの往診で抗体カクテルを投与しただける医療チーム、これを探していきたいと思ってます。 こういった施設をつくらなくとも、ホテルにいる対象者の方に、部屋もあるわけですし、そのホテルにおいてはこういう、これで仕組み1回つくりましたから、場合によってはそういった、リクライニングチェアなんかを、そこまで数多くなくても何台か置いて、往診してやっていくというやり方もあると思うので。往診チームというのをつくって、医者のほうからそっちの往診チームに入って、そしてそのホテルの中で抗体カクテルを打って、経過観察はそのホテルの看護師さんにしてもらって、広げていくと、これをやっていきたいと思ってます。
個別に診療予約をするイメージか
ホテル数が31ホテルになります。非常に数多いです。ですので、全てをそうしなくても、これはホテル療養を入れていくのは保健所でやっていきますので、抗体カクテルの医療チームが動けるホテルが31ホテル全部できればもちろんいいんですけど、それはどんどんこれからお願いをしていきたい。例えばこの病院の抗体カクテル、じゃあホテル往診チームに入ってもいいよということがあったとして、そこがじゃあ2つのホテルは診れますということになったら、その2つのホテルで派遣して抗体カクテルを打つと。できるだけ抗体カクテルの対象になる人はそっちのホテルに誘導して、保健所がホテルの窓口決めれますんで、決めていくということであれば、抗体カクテルを必要とする人がある程度集中的に固まったホテルみたいな形にできると思います。これは今回モデルケースで、たぶんここはそういった方が中心になってくると思うのですけれども、ほかの往診チームでも、そういった方を、最初いるときからそういった適応の方をそのホテルに入ってもらって、今度は、ここでノウハウを獲得しますけれども、できればここからでもいいし、病院からでもいいですけど、医療チームにホテルに行ってもらって、そこで打つと。 ホテル間の移動になると、また移動が伴いますから。さっきのようにまた移動の問題も出てきますし、なかなか大変なので、往診チームに行ってもらう。それでホテル療養全体に抗体カクテルを広げていく、これを目指していきたいと思ってます。数はどんどん増やしていきたいと思います。 関西テレビ放送:ありがとうございます。外来診療の件なんですけれども、まず確認で、実際に対象者に受診の案内をされたあとの診療予約というのは、基本的に個別にこの病院のほうに予約をしてもらうというイメージですか。 吉村:これはもう自宅療養者本人、あるいはそのご家族に予約をお願いするということになると思います。病院が直接やりとりするというのは、オンライン診療のお医者さんが予約するとか、なかなかそういうわけにはいかないと思うので。そこはこの病院が空いているよということで、できるところまではいろんな情報提供をお願いしたいと思っています。基本的には自宅療養者が直接予約をすると。