大阪市・松井市長が定例会見8月26日(全文2)党代表として府民におわび申し上げたい
緊張感を持ったいい関係
自民党のいろんな案についてはわれわれも反対もしてきたし、大阪においては、自民党は共産党と一緒になって、われわれの大阪市政・府政は反対の立場ですから。でもそれも、政府というか、行政を預かる者の立場としては連携を、お互い連携しやすかったし、そういう、なんて言うかな、政党同士の選挙の状況の中でのしこりとかは一切なく、本当に国民、府民、市民のプラスになることを考えながら仕事ができてきたと思います。 だから選挙は安倍政権時代からも、もう何度も争ってますから、国政選挙は。だって僕の知事選挙、市長選挙においても、自民党の、政府・与党の要職の方々も、これはやっぱり対抗馬の応援に来るし、われわれも総選挙においては自民党と争うし。だからそういう選挙では争うけども、その結果、お互いがそれぞれのポジションにおいての仕事、政府の施策、大阪市政の市長としての施策については、国民、市民、府民のために協力し合うという、緊張感を持ったいい関係だと思ってます。 朝日放送テレビ:つまり続けてほしいと。 松井:うん。それはそのほうがやりやすいし、ほかの人、どういう施策されるかまだ分からないから。 朝日放送テレビ:あと選挙後の対応について、ずっと一貫して与党に入ることはあり得ないとおっしゃっていますが、今回、自民党【解散 00:48:04】の可能性もいわれてる中で、政局の安定のために維新で仲間に入ってくれという話はあり得るし、可能性は高まってると思うんですけれども。一方で、政策実現のためには与党に入ったほうがいいという意見をお持ちの方も、維新の中にもいらっしゃいますけれども、それでもあえて選挙前に、絶対に与党には入らないと断言してよろしいですか。
政局は波風立てまくってやりたい
松井:うん。断言していいです。僕はなんか政局の安定っていうと、波風立てないというのは、僕はもう全然違うと思ってます。だからわれわれが総選挙である一定、力を持って、絶えず波風立てながら行政を運営したほうがいいと思います。安定という、なぎの状態の政権っちゅうのは、僕はあまり良くないと思う。だから中で、中でというか、国会の中で、スキャンダルで民主党や共産党の、とにかくスキャンダルの国会じゃなくて、まずはやっぱり僕はこの国の社会保障の継続性というものが問題だと思う、一番やっぱり議論しなければならないと思うけども。もうだから政局は波風立てまくってやりたいと思います。 だからそれでなんでも反対とか、それで一番は、とにかく審議拒否とかして、いつでも政局の駆け引き。そうじゃなくて政策のための、もう波風立てる、そういう国会になってほしいと思うし。だからわれわれがある程度、力を付けることができたら、国対政治っていうのをぶっつぶしたいなと思ってます。民主党の審議に出る・出ないの日程調整のおかげで、われわれ地方としてはどれだけ答えが出ないことが多いか。 今でもいろいろと規制緩和の問題とかも、もっと国会でやってもらいたいことあるけども、とにかく政局目当ての審議拒否と、それから日程を人質に取った国会運営で、この国が非常に遅れてると思いますんで。そういうことじゃなくて、波風立てて、政策の議論ができるような形をぜひわれわれ、つくりたいと思ってますんで、自民党とくみするようなことはありません。 朝日放送テレビ:細かいことで、すいません。与党に入らないという意味は、首班指名で自民党総裁に投票しないとか、あと政府に人を出さないとか、いろいろなレベルがあると思うんですけど、どのレベルにおいてもやらないと。 松井:そうですよ。政府に人出したら与党じゃない。だからそれはあり得ません。それから首班指名は片山虎之助さんです。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見8月26日 全文3に続く