大阪市・松井市長が定例会見8月26日(全文2)党代表として府民におわび申し上げたい
異物混入が今後の接種状況に与える影響は
関西テレビ放送:関西テレビの沖田です。先ほどのモデルナワクチンの異物混入の件ですが、今後の接種状況などに何かこの点で影響があるということは考えていますでしょうか。 松井:いや、今のところはありませんけど、これから先、またこういう異物が混入するような自体が頻発するようになれば、ワクチンそのものの総量が減りますから、ワクチン接種のスピードが落ちるということになります。今の時点では接種に大きな影響は出ておりません。 関西テレビ放送:ワクチンを打たれる市民の方が不安に思って、接種のスピードが遅れるんじゃないかという、そういう懸念は【ありますか 00:28:49】。 松井:だから今回はワクチンそのものが、なんて言うかな、成分に問題があるわけではなくて、その中に、瓶の中に異物が入っているわけだから、これはきちっと確認をすれば異物のあるまま接種するわけではありませんから。1人1人の身体に悪影響を及ぼすということにはならないと思います。 だから異物があると、例えばほんなら、体の中で血液にそれが入るんじゃないかとかいうけど、今回のワクチンは筋肉注射だし。で、ちゃんと二度も三度も異物があるかないかはチェックしてからやってますんで。その辺は、それは世の中なんでも絶対安全はないけども、それほど大きな、このことによって身体に大きな悪い影響が出るとは考えにくいと思います。 司会:次の質問をお受けします。ほかにございますでしょうか。朝日新聞さん。
自民党のコロナ対策への評価は
朝日新聞:朝日新聞の本多です。本日、日程が決まった自民党総裁選についてお伺いしたいと思います。自民党総裁選が来月行われる見通しになったと思うんですけれども、目下の課題としてコロナ対策があると思いますが、まず市長から見て今の自民党のコロナ対策で評価できる点だったり評価できない点など、何かあれば教えてください。 松井:いや、コロナ対策については、これは自民党というよりも政府、中央政府とわれわれはもう連絡を密に、やりとりやっております。ワクチン接種が遅い遅いというメディアのいろいろ批判もあるかもしれないけど、国産のワクチンはないわけですから。で、今、世界中でコロナの状況を見たときに、欧米やアメリカと比べたときにも、死者数も発生者数も患者数も日本は圧倒的に少ないわけで、日本の中だけで考えると日々、何千人という、今は何万人という陽性の患者出てますけど、発生者数も重症化される率も亡くなる方の数も、これは欧米の、世界中の中でも日本は低く抑えられているんで、コロナ対策として間違ってるという批判というのはちょっと当たらないんじゃないかなと思ってます、僕は。 だからこれが自民党の総裁選の中で、もっといいコロナ対策があるっていうんなら、ぜひともそれを候補者の皆さん、菅総理以外の候補者が出てきたときにそういうのはどんどん情報を発信していただきたいし、われわれ賛同できるものがあればもう、それはすぐに政府として取り組んでもらいたいと思います。 朝日新聞:先ほど、別の候補者が出てきた際には、【********00:32:29】してほしいということですけれども、あらためてなんですけれども、現状、複数の候補が出る見込みとなっておりますが、総裁選の【議論 00:32:39】に期待するところだったり、コロナ対策以外でもあれば教えてください。 松井:いや、それはもう、これは、自民党総裁というのは、今の状況であれば日本国の総理になられるわけですから、中央政府のトップになられるわけなんで、やはりコロナ対策も非常に重要ですけども、コロナ後の経済、ウィズコロナの状況の中で日本経済をどういうふうに、コロナ後の落ち込んだ部分を再生していくのかと。それと、これは市長としてよりも、もうさまざまな形でこれから日本の社会保障の、持続可能な形にするために、どういうふうに、どういう施策を実行するのかという、目の前のコロナも重要だけど、政府、政権政党である限りは10年、20年先の日本の未来というものをやっぱり示していただきたいとは思います。 朝日新聞:ありがとうございます。