維新・松井代表「私情をはさまず、きちっと処分したい」元維新副代表が週刊誌報道で離党・府議辞職
維新・松井代表「私情をはさまず、きちっと処分したい」元維新副代表が週刊誌報道で離党・府議辞職
日本維新の会の松井一郎代表は26日午後、大阪市内で定例記者会見を開いた。ニュースサイトで違法な献金を受け取っていたと報じられたことを受け、日本維新の会と大阪維新の会の副代表を務めていた今井豊大阪府議が25日に離党した件について、松井代表は「我が党の幹部の議員が疑念を持たれるような行為をしたことを本当にお詫び申し上げたい。信頼を裏切ることになって大変申し訳ないと思っております」と述べた。 【中継】大阪市の松井一郎市長(日本維新の会代表)が定例会見(2021年8月26日)
松井代表「今井さんが本日、議員辞職をされたということなので」
松井代表は会見で今井氏について「今井さんが本日、議員辞職をされたということなので、あとはどういう責任があるのかというのは法的責任があるのかどうかはまだわかりませんが、ご自身がそういう疑念を持たれるようなことがあったという認識をご自身で言われているわけですから、これはしっかりと反省してもらいたいと思います」と述べた。 そして「政党としては、今井さんから離党という申し入れがあったわけですが、自ら疑惑に対しては認められているわけですから、法的責任というよりも政党としての信頼を裏切った背信行為であることは間違いないので、これは組織として党紀委員会を開いて、厳しい処分となると考えています」と続けた。
今井氏からどういう連絡があった?
報道陣からは、今井氏からどういう連絡を受けたかという質問があった。 それに対し、松井代表は、最初に女性問題について連絡をもらったことを明かし「僕が聞いたのはそういう事実はないんやと。ただ、古くから知っている女性で、事務もやっていただいていると。いまコロナの中で、なかなか事務所に来られないのでテレワークをしてもらっている。そういう形で女性の自宅に訪ねていった、事務員さんと聞いてました。そこから先はないということを聞いています」と話した。 しかし「それは本人同士でないとわかりませんから。ただ週刊誌のお話しでは、ああいう時間帯で疑われるような行動には間違いないなと思います。金銭の問題は、取材を受けた後でした。それで迷惑をかけるから、離党したいという話でした」とも述べた。