大阪・松井市長「少しでも症状がある場合、早めに検査を」
大阪・松井市長「少しでも症状がある場合、早めに検査を」
大阪府の松井一郎市長は26日午後、大阪市役所で定例記者会見を開いた。松井市長は会見で「(新型コロナウイルスの)感染急拡大を早期に食い止め、医療ひっ迫を防ぐために市民一人ひとりが自覚をもってより一層の感染対策の徹底をお願いします」と市民に呼びかけた。 【中継】大阪市・松井市長が定例会見(2021年8月26日)
会見で松井市長は、現在、大阪市内では新型コロナウイルスのデルタ株への置き換わりにより、第4波を上回る規模で感染対策が続いていると説明した。 それにより、病床使用率も70%近くとなり「守れる命が守れなくなる事態が近づいています」と訴え「今まで以上に緊張感をもって感染予防を行ってください」と市民に呼びかけた。 また「具体的には発熱やせきなど、少しでも症状がある場合、早めに検査を受診してください」とも呼びかけていた。
また、要請に応じず酒類やカラオケを提供している飲食店や感染対策が徹底されていない飲食店の利用については利用を控えるよう呼びかけた。 それに加え「友人などとの会食や宅飲み、路上、公園などによる集団での飲酒は自粛してください。重症化リスクの高い40代から50代は特に感染予防対策を徹底するとともに、ワクチン接種に努めてください」と話していた。
大阪市では、23日から城見ホール集団接種会場(大阪市中央区)でアストラゼネカ製のワクチン接種が始まり、30日からはOCAT(同浪速区)に集団接種会場が開設する。 松井市長は「それらを利用し接種に努めていただきたいと思います。感染急拡大を早期に食い止め、医療ひっ迫を防ぐために市民一人ひとりが自覚をもってより一層の感染対策の徹底をお願いします」と呼びかけていた。