大阪市・松井市長が定例会見8月26日(全文2)党代表として府民におわび申し上げたい
今井府議が議員辞職の意向。受け止めを
司会:次の質問をお受けします。ほかにございますでしょうか。それでは終了いたします。ありがとうございました。 関西テレビ放送:政務の質問ある社はございますか。 読売新聞:読売新聞の梅本です。きのうの今井府議の関係で、先ほど今井府議が議員辞職する意向を伝えていますけども、今井府議、市長が府議で自民党にいたころの、維新のチャーターメンバーの、創設のチャーターメンバーだったと思うんですけども、これに関しての受け止めというのをお願いします。 松井:いや、まず市民の皆さん、府民の皆さんに、府議会なんで府民の皆さんに対して、これはやっぱり政党の代表として、わが党の幹部の議員が疑念を持たれるような行為をしたことを、もう本当におわびを申し上げたい。期待を裏切ることになって、信頼を裏切るようなことになって、大変申し訳ないと、こういうふうに思っております。今井さんが本日、もう議員辞職をされたということなんで、あとは、これ、どういう責任があるのかっていうのは、ちょっと法的責任になるのかどうかというのはまだ分かりませんけども、ご自身がそういう疑念を持たれる、疑惑を持たれるようなことがあったという認識をご自身で言われているわけですから、これはもうしっかりと反省してもらいたいと、こういうふうに思ってます。 政党としては、今井さんから離党という、その申し入れを、きのうあったわけですけども、まさにもう自らその疑惑に対しては認められているわけですから、これはやっぱり法的責任というよりも、政党としての信頼を裏切ったと、応援いただいている方々に、裏切った背信行為であることは間違いないんで、これは組織として党紀委員会を開いて、厳しい処分となるというふうに考えてます。
金銭問題に関してどう思っているのか
毎日新聞:毎日新聞の【アイザワ 00:37:21】です。今の件に関連して、今井元府議から代表はどのような説明を受けられたのか、実際、直接、話したことがあったとしたら、どういった説明を受けたのかということと、それから週刊誌の報道では女性問題と金銭問題が出てましたけど、金銭問題に関しては、これは法的評価という、そのことの認識は今、代表はどのように思ってらっしゃるのか。この2点をお願いします。 松井:女性問題について今井さんから連絡をもらいました。女性問題はわれわれ、僕が聞いたのは、そういう事実はないんやと。ないと。ただ、古くからの知っている女性で事務もやっていただいていると。だから今、コロナの中でなかなか事務所にもう出入りを、ステイホームっていうかテレワークをしてもらっていると。だからそういう形で女性の自宅かな、あれは。そこには訪ねていったと。ただ、事務員さんやって聞いていました。そこから先はないということも聞いています。でもそれはもう本人同士じゃないと分かりませんから。ただやっぱり週刊誌のお話ではああいう時間帯に、ちょっと疑われるような行動には間違いないなと、こう思います。 金銭の問題はその取材を受けた後でした。それでもう迷惑掛けるから離党したいと、そういう話でした、金銭の問題は。 毎日新聞:すいません、金銭のほうに関しては代表はやり方に関して問題があるというふうに思っていらっしゃるのか、それとも法的問題はないのでという認識をしていらっしゃるのか、その辺りの認識はありますか。 松井:それは、問題というのは法的問題? 毎日新聞:はい。 松井:法的問題は僕が判断することではないと思います、法律の専門家も入っているから。でも問題はあると思っています。今井さんはそれ、もう受け取ったことは受け取ったんだから、それはルール上は、週刊誌のでいくと3月かな。でも今もう8月まで5カ月間、ルール上、今井さんはそれを持ってたわけでしょう。その以前のことも含めて。でもそれはやっぱり法律上はいろいろ対処、いや、だからきちっと処理すればいいんですよ、法律上。でもやっぱり持ってたと。そしてご自身が闇献金っていう言葉を使われているわけだから、そういう認識であると。これはもう問題は問題、大問題です。非常に僕、残念で仕方がない、本当に。