Jアラート「課題もあると認識」松野官房長官会見11月4日(全文)
反撃能力も含めあらゆる選択肢を排除せず、現実的に検討
北朝鮮のこうした軍事動向は、わが国の安全に対する重大かつ差し迫った脅威であり、地域および国際社会の平和と安全を著しく損なうものと認識をしています。政府としては引き続き、米国等とも緊密に連携しつつ、必要な情報の収集、分析および警戒監視に全力を挙げるとともに、いかなる事態においても、わが国の領土、領空、領海、そして国民の生命と財産を守り抜いていくため、引き続き万全を期してまいる考えであります。国民に対しても、適時適切な情報提供に努めてまいりたいと考えます。また、こうした状況を踏まえ、いわゆる反撃能力も含め、あらゆる選択肢を排除せず、現実的に検討し、今後とも防衛力の抜本的な強化に取り組んでまいります。 また、Jアラートによる情報伝達があった場合、住民が避難等の実際の行動を取ることが重要であり、そのためには、事態に対する危機意識が共有されることが前提となりますが、政府としては各自治体と連携して、弾道ミサイルを想定した住民避難訓練を実施するなどの取り組みを行っているところでありますけれども、こうした取り組みなどを通じて、国民の理解と協力の確保に努めてまいりたいと考えております。
旧統一教会問題、被害者に寄り添った法整備を進めるのか
安積:フリーランスの安積です。統一教会関係について、お伺いいたします。今日、岸田総理が来週までに被害者に会うということを表明されました。先ほど、長官、必要な法制度を整備するというふうにおっしゃいましたが、これは被害者にかなり添った、必要かつ十分な法制度ということで解してよろしいでしょうか。 松野:被害者のお話をしっかりとお聞きした上で、もちろん法律の整備に当たっては必要十分なものに当たりたいと考えております。 女性:よろしいでしょうか。 司会:ありがとうございました。 (完)【書き起こし】松野官房長官会見11月4日