大阪府・吉村知事が定例会見2月18日(全文2)府大・市大の授業料実質無償化を継続
エッジの利いた国際金融都市目指したい
環境、エネルギー、シーズ調査、これは先ほど申し上げたとおりです。そして脱炭素化に向けた取り組み、こういったことを進めていきます。国際金融都市、エッジの利いた国際金融都市というのを目指していきたいと思います。これも全てもう発表しているとおりですが、新年度、新たなそういった官民一体の組織をつくって運営をしていって調査を実施し、ワンストップ窓口、世界に向けた情報発信ができる仕組みをつくっていきます。 災害対策としての避難行動の支援として土砂災害における基礎調査であったり、高リスクを周知するためのそういった想定区域を作成するだとか、タイムラインを含めて災害に強いまちづくりを目指していきます。三大水門、安治川、尻無川、木津川にある三大水門の更新に向けた調査、設計を実施していきます。先般の台風が来たときもこの三大水門がものすごく活躍して、あれが閉まってなかったら大変な被害が出てたわけですけど、非常にこの三大水門についてわれわれは来るべき災害に備えてさらに強化をしていきます。 阪神なんば線です。これはもう、僕もこれは大阪市長時代からずっとやってましたけど、阪神なんば線が非常に危険ですから、非常に低いところにあるんです。これをやり替えるということで、国と府市一体になって今進めています。防潮堤対策です。これは橋本さん時代から始まった10年計画で府市ばらばらでやるのはやめようといった象徴的な災害対策の非常に大きな、費用としても非常に大きな費用を掛けながらやっている防潮堤の強化策ですけども、10年計画をいたしまして、あと令和3年度と、今年度分の計画も着実に実行していきます。
ため池対策のサポートセンターを設置
令和5年度に完成ですから、令和3年度、次をいけば、あと2年度で完成すると。そして危険なエリアからつくっていきましたので、これは府が、市がというよりは危険なエリアからやっていこうということで3年、5年、10年でやってました。5年分のところ終わって今、最後のところに差し掛かっているということです。これも見えないところですけれども府市一体で災害対策も非常に効果的なものを発揮できるということだというふうに思っています。府市でばらばらにやってもろくなことはないなと本当に思います。 ため池です。ため池対策についてサポートセンターを設置していきます。それから森林防災・減災対策の事業ということで、豪雨による人的被害を軽減するための治山ダムの整備等々をやっている、そのための防災教室の実施をしていきます。それから密集市街地対策、それも引き続き実行をしていきます。 条例についてです。大阪府・大阪市の一体的な行政運営の推進に関する条例、一元化条例といわれているものですけども、大阪府市がもうばらばらになることなく成長戦略を一体となって実行できるような、そういった仕組みの条例を作っていきたいというふうに思います。そのための運営費の負担金を予算化をいたしました。僕からは以上です。 司会:それではご質問をお受けいたします。ご質問ある方は挙手をお願いいたします。