大阪府・吉村知事が定例会見2月18日(全文2)府大・市大の授業料実質無償化を継続
子ども輝く未来基金の取り組み継続
子供の貧困対策事業です。これは市町村への補助と、「子ども輝く未来基金」を引き続きやっていきます。そして、これも1つ大きな目玉になると思うんですが、預かり保育についてです。これまで私立幼稚園の保育の受け皿の部分について、幼稚園は教育、保育は福祉と、もともとそういう流れというか縦割りになってるんですけど、ここが非常に今、そこの境目がなくなってきているなというのは僕も市長時代からよく感じていたところでもあります。幼稚園のほうでいきますと、やっぱり待機児童対策とか、保育の受け皿の要素が非常に強くなってきていると。その中で保護者の多様なニーズに対応できるように、預かり保育の補助制度を強化して充実させていきます。 次、成長系についてです。まず北大阪の健都についてですけれども、これは引き続き促進していきます。ライフサイエンスの分野でまちづくりを進めているわけですが、ここも、僕も実際視察も行きましたが、非常に将来性が高いエリアだと思っています。引き続き実行していきます。それからバイオコミュニティ推進ということで、クラスター形成を後押しする事業を行っていきます。それからライフサイエンスのスタートアップのエコシステム、これを支援してまいります。 スタートアップのエコシステムの構築に向けた取り組みということで、スタートアップのエコシステムの拠点都市、これは国からも認定をされましたが、さらにこのエコシステムというのをつくって、京都、神戸とも連携しながら、どんどん大阪でスタートアップが生まれる、そういった拠点都市を目指していきたいと思います。その事業費についてです。
「空飛ぶクルマ」は実証実験の補助費用を
「空飛ぶクルマ」です。これは万博に向けてぜひ実現したいと思っています。このラウンドテーブルをすでに開始しまして、それに対しての実証実験をするための補助費用です。それからプラスチックビジネスということで、ビジネス推進事業ということで、ブルー・オーシャン・ビジョンを掲げています。また万博での発信、そういったことも含めて、そういったバイオプラスチックビジネスについての支援です。 それから新しいのはこちらです。こちらも新しいお話ですけど、中小企業のDX新事業、これは先ほど申し上げたやつ。それから農業の担い手の強化事業を行っていきます。IR、これは先日発表したとおりです。大阪において世界最高水準のIRという、コロナ禍においていろんな条件、細かなところは発表したとおりですけれども、着実に大阪において統合型リゾートを進めていきたいと思います。 スーパーシティです。これはうめきたと夢洲地区について、国の認定を勝ち取るということはぜひやっていきたいと思っていますし、この大阪で規制緩和をして、新たなビジネス、産業、サービスが生まれる、そこの規制を取っ払ったスーパーシティ、未来都市を実現していきたいと思います。うめきた2期と、万博予定地の夢洲が対象地になっていますんで、それについて着実に進めていきます。 まちづくりです。中之島GATEターミナル事業ということで、大阪市の中央卸の向かい側ですけれども、サウスピアという、ここに大阪の土地があって、ここから安治川を下っていくと海につながるんですけど、こっちは中之島につながっていきます。大阪の都心部と、まさに海との結節点。船の形からしても、大きな船も、サウスピアまでは入れるんですけど、ここから先はちょっと橋の高さとかで入りにくかったりして、でも、ここ結節点になりうるエリアなんですけど、ここについての民間活力を使ったGATEターミナルを整備していきたい、にぎわいエリアをつくって、川と海の結節点にしていきたいと思います。 あとは大阪のプロモーション、周遊促進事業をやっていきます。万博記念公園の大規模アリーナ、国際的なアリーナ、これも引き続きやってまいります。コロナ禍でという中ではありますが、大規模な、西日本唯一の大規模アリーナを整備していきたいと思います。西日本にはありませんので。関東には2つか。埼玉とどこやったっけ、横浜か、にあるんですけど。それと同規模の、西日本にはない大規模アリーナを誘致して、スポーツとか文化とか、なかなか関西では見れないものを、ぜひ万博エリアでやっていきたいと思います。