大阪府・吉村知事が定例会見2月18日(全文2)府大・市大の授業料実質無償化を継続
脱炭素化の取り組み進めたい
それから新大学。大阪新大学の統合整備ということで、キャンパスなんかについての、制度設計についての費用を計上します。 グランドデザイン・大阪、これはこれまで大阪府、大阪市で共通したグランドデザインをつくってきましたが、それは期限が来る、新規の時期が来るということになりますので、新しいまちづくり、グランドデザインということを、方向性を示していきます。ベイエリアなんかも【****** 00:38:12】でやっていきます。うめきたについても2024年、先行まち開き予定ですけど着実に進めていきます。 港湾についてです。市営港湾と大阪府の港湾が一体化しました。その国際競争力を強化するということで、早速事業を開始していきます。集荷ということで、堺泉北港にはいってきた集荷物を大阪港に輸送して、そこからコンテナでどんどん輸出していくと、この事業をやっていきます。そこに集荷インセンティブを創設させます。 それから左岸線の延伸部、なにわ筋線、大阪モノレール、これはこれまでやってる非常に大きな大規模な大阪のインフラ、府市一体でインフラやっている事業、特に左岸線の延伸部やなにわ筋線はそうですけども、大阪モノレールも含めて大阪の広域ネットワーク戦略はそのまま進めていきます。 脱炭素化に向けた取り組みということで、燃料電池バスの導入、それから環境エネルギー技術のシーズの発掘と、木材の利用促進ということで、脱炭素化に向けた取り組みを進めていきたいと思います。
行政手続きもオンライン化、DX化を進める
スマートシティの都市OS関係です。利用者、府民の皆さんが便利にそれぞれの市町村のサービスであったりスマートシティを実現することで、増税することなくQOLを高めるということをやっていきたいと思っています。そのために都市OSということで共通のプラットフォームをつくる必要があります。共通のプラットフォームの中で例えば、ある市でやってる便利なアプリをほかの市でも利用できるようにするとか、そういった共通の基盤をつくっていきたいと思います。 それからスマートシティの推進の戦略ということで、パーソナルデータバンクの在り方の検討であったり、あるいは公民協働でのスマートシティ事業を進めていきます。行政手続きもオンライン化、DX化を進めていきます。そして市町村のデジタル化を支援する事業を大阪府でやっていきます。アドバイザーと補助金等を出しながら市町村での、市町村が独自にやっていくわけですけど、それを支援していきます。 万博、2025年の大阪関西万博の成功に向けて、着実に進めていきます。 淀川大堰の閘門設置事業ですけれども、これも2025年万博に向けて新規事業になりますが、淀川の大堰に閘門設置をしまして、そしてそうすることで海から入って来た船がそのまま北上できるようにすると、枚方でもまちづくりをしていますが、枚方にも行きやすいようにする、京都にもつながっていけるようにする。今はそれがなかなかできないんですけど、これを設置することで要は京都方面から大阪方面まで船で淀川を使って行き来することができるようになります。それを実施していこうということで、2025年までにこの船舶が航行できるようやっていきたいと思います。SDGs推進事業、そして「いのち輝く未来社会をめざすビジョン」推進事業も万博関連事業として進めていきます。SDGs先進都市を目指していくということになります。 「健活10」プロジェクト事業と、府民の皆さんの健康づくり、そして市町村の国保予防・健康づくりについての支援も強化をしていきます。「大阪ええまちプロジェクト」ということで、それぞれの人材マッチング、多種多様な助け合いの仕組みをつくっていくために、この人材のマッチングの情報基盤をつくるという事業を行います。プラスチックのごみの推進対策ということで、プラごみ「ゼロ宣言」をやっています。マイボトルの普及であったり、あるいは使い捨てのプラスチックごみの対策を推進していくということをします。