大阪府・吉村知事が定例会見8月4日(全文4完)ワクチンの重症化予防効果はかなり高い
大阪府の吉村洋文知事は4日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「アストラゼネカのワクチン35万回分の調整を行う」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年8月4日)」に対応しております。 【動画】「アストラゼネカのワクチン35万回分の調整を行う」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年8月4日) ◇ ◇
いつまでに6000室集めたいか
産経新聞:産経新聞の尾崎です。1点だけちょっと細かいところなんですけれども、宿泊療養施設の関係で、きのうの時点で第4波よりも宿泊療養施設を利用される方っていうのは数が多くなったわけですけれども、6000室っていう目標について、いつまでに6000室集めたいという日程的な目標とかがあれば教えていただきたいんですけれども。 吉村:まず4000室、ここの看護師さんの確保、ここまではしっかりやるということをやっています。6000室、これはもう場所の確保についてはほぼめどは立っていますけれども、やっぱり看護師さんの確保です。できるだけ早くというのを目標にしたいと思います。ただそこはマックスできるかどうかまではまだ分かりません。現状、看護師さんの確保が必要になりますので、場合によっては4000室ということもこれはあり得ますけれども、ただ、今6000室を確保、そしてこれはホテルとはだいたい話は付いていますので、あとは今、観光協会さんにもお願いして、一定程度そこの、観光協会さんも協力しますということはいただいていますので、その準備が整い次第、できるだけ早くやっていきたいと思っています。 司会:次お願いします。ABCさん。
どこかで目詰まりが起きているのか
朝日放送テレビ:ABCテレビ、堀江です。よろしくお願いします。今の話にも関連してるんですが、宿泊療養について本当に今、ホテルを確保して、右肩上がりで、そこに入ってもらうという人を増やしていて、2090という数字になっています。一方で、大阪府としては自宅療養よりも現在は宿泊療養でいきたいという考え方の下なんでしょうけれども、それでも現在、自宅療養も3888という数字になっていて、この1週間でもやはり随分増えています。 これは本来、自宅療養ではなくて、本当は宿泊のほうに行きたいけれども行かせられない事情があるのか、それともそもそもこの3888は自宅療養であるべきなのか、その辺りの認識、あるいはどこかで何かが目詰まりが起きていてこういう状況になっているのか、その辺りの判断はどういうふうに思ってらっしゃいますか。 吉村:まず陽性者数が1000名を超えるとなってくれば、これは全員が宿泊療養ということにはならないと思います。その1000名を超える陽性者の中で、われわれとしてはできるだけ宿泊療養を案内するわけですけれども、これは自宅を当然希望される方もいらっしゃる。絶対数が増えてきますから、自宅療養もこれから増えてくるということになると思います。 われわれとして、できるだけ多くの方に宿泊療養に入っていただけるということで、ほぼ、これを見てもらったら分かるんですけども、完全に垂直に右肩上がりになっているような状況ですから、これはこのあともしばらく続くと思います。なので、何か拒否しているというのではないですが、数が増えてくるとやはりスピード感としては、少しずつ遅れてくるということになるかと思います。 朝日放送テレビ:そのスピード感の遅れの中では、やはり自宅療養が増えてくると、保健所の体制、健康観察、こういったところが厳しくなってくる。あるいはなかなか1軒1軒に電話をかけるなんていうことが難しくなってくるという状況もあるかと思いますが、その辺りはいかがですか。 吉村:もう1つは、当然保健所は逼迫します。1日陽性者が1000人以上出てきたら当然保健所は逼迫します。1000人に対していろんなやりとりをするわけですから。今日1000人やってあしたもまた1000人、その次も1000人となってくると3日で3000人以上になりますので、保健所としては非常に逼迫するという形になります。