ネットで賛否…RIZIN大晦日大会で決まった朝倉未来と斎藤裕の1年越しのリベンジマッチは無謀なマッチメイクなのか?
一方の斎藤は、解説席で見た朝倉ー萩原京平(SMOKER GYM)の「RIZINランドマーク」での1戦の感想を「テイクダウンを織り交ぜながらグラウンドの展開でコントロールしていた」と語り「まだ出していない技とかもある。そういった技とかを考えると全く違う展開になるかな。試合に向けて色々と対策(を練り)、しっかりと武器を持って挑むつもりでいる。同じ形にはならない」と反論した。 「KOだったらこのパターン、一本だったらこのパターンというのがある」 クレバーな斎藤もまた新たな朝倉攻略法を構築している。勝敗予想の難しい玄人好みのレベルの高い激戦になることは間違いないだろう。 榊原CEOによると、この大晦日のリベンジ戦の次の展開としては、どちらが勝つにしろ現王者の牛久とドクターストップという不本意な形でベルトを明け渡した斎藤とのダイレクトリマッチを組みたいという。その牛久は、12日にDEEPフェザー級王座の防衛戦をアマレスの実績豊富な神田コウヤ(パラエストラ柏)と行う。 また朝倉は、この日の会見で「平本蓮、どうしてます? (会見の)会場に来ていないんで、まさか大晦日出ないなんてことないよなと思って。そこが気になります」とSNS上で舌戦を繰り広げている元K-1戦士で総合に転向した平本蓮(THE PAN DEMONIUM/ルーファスポーツ)の名前をわざわざ出して挑発した。クレベルとのリベンジ戦と共に来年の朝倉のターゲットになるのだろう。 (文責・本郷陽一/論スポ、スポーツタイムズ通信社)