ユニクロの真冬アウター、結局どれが“買い”?物価高の時代に頼れる一着をプロが厳選!
寒さに勝つ!暖かくてオシャレなユニクロ「真冬の本格アウター」厳選5選 【アイテム1】:「ハイブリッドダウンパーカ」(1万2900円)
1着目は、フィルパワー750以上とタウンユースには十分な保温性を誇るプレミアムダウンを封入した「ハイブリッドダウンパーカ」。 「どこがハイブリッドかといえば、その内部構造にあります。しっかり保温したい身頃&ウエスト上部にはフェザーダウンを使用。一方、すっきりさせたい腕周り&ウエストの下部には、吸湿発熱性を備えた高機能中綿を採用。部位によって保温性を使い分けることで、体が温まりすぎるのを防いでくれます」(スタイリスト・井上さん) 昨年販売された旧モデルとの違いは、まず胸ポケットだ。左胸のみだった縦型ポケットが、今回のモデルでは左右両側に配置され、使い勝手が向上している。さらにポケット裏にはフリース生地が採用されており、手先を暖かく保つ仕様となっている。 腰までしっかり覆うリラックスシルエットでありながら、表面にキルトステッチが露出しないため、すっきりとした洗練されたデザインに仕上がっている点も特徴だ。 しかもボディ表面には小雨程度の水をはじく撥水加工が施されており、たとえ濡れてもムレやすい背面内側はメッシュ素材、外側にはベンチレーションがあしらわれているので服内部は快適さをキープ。 タウンユースにおける活躍頻度も否応に増す。シンプルに着こなせるテック系アウターをお探しなら適任だ。
【アイテム2】:「ハイブリッドダウンコート」(1万2900円)
こちらは「ハイブリッドダウンパーカ」のロング丈バージョンであり、基本性能もそのまま。保温性が求められる身頃とウエスト上部には、フィルパワー750以上を誇るプレミアムダウンを採用。 一方、すっきりした着用感が求められる腕周りやウエストの下部には、吸湿発熱性を備えた高機能中綿を使用している。そのうえ、太ももまで覆うコート丈のデザインにより、保温性がさらに向上している。 小雨程度の水をはじく撥水加工も継承。ただしデザイン面では違いがあり、胸ポケットは前立てに沿うようさりげなく配置され、よりミニマルな佇まいを演出している。さらに止水ファスナーを採用しており、“モノ好き”にはうれしいポイントだ。 フードは取り外し可能で、外せばすっきりとしたスタンドカラーとしても着用できる。フロントジップを開けずに外側ポケットから内ポケットへアクセス可能な仕様も、地味ながら評価すべき点だ。コート特有の面倒臭さをしっかり解消している点は、さすが“ライフウェア”を掲げるユニクロといえる。