小池都知事が記者会見8月28日(全文2完)国との連携変わらず進めたい
東京都の小池百合子知事は28日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「小池都知事「自宅療養者向けに LINEで健康観察できるようにする」(2020年8月28日)」に対応しております。 【動画】小池都知事「自宅療養者向けに LINEで健康観察できるようにする」 ◇ ◇
補正予算の策定状況は
日刊工業新聞:幹事社の日刊工業新聞の米今です。幹事社から2点です。先に2点、申し上げます。1点目が新型コロナに関して現在、国が感染症法の類別と政令の指定の見直しをするとしています。ここで問題になっているのは、問題と指摘されているのは軽症ないし無症状患者が医療機関の病床に入ってしまっていると聞いております、指摘されております。これに対して現在、東京都では実際にどのように問題になっているか、またこの見直しによって東京都の現在のコロナ対策の医療提供体制は何か変化、変更があるかどうかについてお聞かせください。これが第1点です。 第2点目が目先の補正予算についてです。昨日、飲食店、居酒屋、カラオケ店の時短営業要請というのを延長して、給付金、協力金の給付というのを決めましたけれども、これによって不確定な要素が1つ減りましたので、現在策定中の補正予算というのの進行状況がどんな具合か。総額であるとか目玉の事業がこれぐらいであるとかいうものがもし分かっているものがありましたらお聞かせください。お願いいたします。 小池:まず最初のご質問、コロナに関してであります。何度も申し上げておりますが、この感染症の陽性者というのは無症状、もしくは軽い症状の方、軽症の方が多数を占めておられます。ただ、無症状の方からも感染が広がる一方で高齢者の方々、基礎疾患のある方については重症化するリスクがあるなど、半年間で病態の詳細は徐々に明らかになってきているというところであります。先ほど対策本部が国において行われたということでありますが、まだ詳細、私自身、まだ報告を受けておりませんが、国はこれまでのこういった数カ月にわたる知見、医学的な知見を踏まえて現在の患者の取り扱いが実績に合っているのかどうか、いないのか、メリット、デメリットなどを分析されて、速やかに検討されているということでございますので、都としての国の議論も注視していきたいと考えております。 補正予算についてのご質問でありますけれども、今、感染症の防止、そして経済社会活動の両立を図るというそのための施策にしっかり取り組むという視点で、来週その公表に向けましては鋭意、編成作業を進めているところであります。中でも中小企業制度の融資拡充であるとか、医療提供体制の継続や強化に向けた取り組み、そして高齢者へのPCR検査なども想定をいたしておりますので、直近の状況を踏まえながら具体的な内容や金額など補正予算については詳細を詰めていくということであります。