小池都知事が記者会見8月28日(全文2完)国との連携変わらず進めたい
安倍首相辞任の五輪への影響は
記者2:あともう1点なんですが、現状日本を取り巻く環境というと、まさに新型コロナ対応を東京都もやっていますけども、まさにそのただ中でもし総理が代わるとなると政治空白が起きないかという懸念ですとか、あとは来年、先ほど知事もおっしゃっているように東京オリンピック・パラリンピックがどうなるかと。安倍総理ももちろん招致にも深く関与されていて、かなり開催に強い意向、意思を持ってらっしゃったかと思うんですが、この五輪への影響をあらためてお願いいたします。 小池:まだどうされるのか最終的に伺っておりませんので、そのような仮定のご質問にはなかなか答えにくいというところであります。そして何よりもオリンピック・パラリンピックの成功ということは日本にとって、東京にとっても重要でございます。これを進めるということについては、これは国、都、そしてまた関連する組織委員会等をはじめ、国を挙げてやって進めていくべき課題だというふうに考えます。 コロナ対策については9月の4日ですね、国、そして組織委員会等も入りましてコロナ対策会議を設けて、オリンピック・パラリンピックのコロナ対策ということでまとまって国としての対応を進めていく、都としての対応と一緒ですけれども、それを進めていくという体制を取っているということであります。じゃあそちらの。最後です。お願いします。
どういう費目を削減する考えか
共同通信:共同通信社の河村と申します。先ほど来年度予算につきまして、経常的経費を10%削減するっていうようなお話がありましたけれども、10%というのはなかなか大きな目標だと思うのですが、具体的にはどういう費目を削減していくことを考えてらっしゃるのでしょうか。 小池:これは先ほど、未来の東京ということで申し上げました、そしてデジタル化を進めていくという話をさせていただきました、コロナ対策があります。これらについてはより予算についても、必要な予算を盛り込んでいかなければなりません。一方でデジタル化などを進めるに当たっては、いろんな部分で縮減することもできるわけでございます。 よって10%のシーリングっていうのは、これは東京都にとっては16年ぶりのことになりますけれども、ここはあらためてデジタル化を進めるということも含めてシーリングをかけることで大きく意識と、そして技術的と両方の面で進めていくことが都政の改革につながるというふうに考えております。ただ、都民に対してのサービスがむしろ下がらないように、逆にデジタル化で、デジタルトランスフォーメーションによって都民サービス、QOS、これを上げていくという、そのような方向性を持って予算編成を行っていきたい、このように考えています。 そしてそのイメージするところは先ほど申し上げたように有楽町から新宿へ、新宿からデジタル化という、そういう流れをもとにした変革を伴う来年度予算編成にしていきたい、このように考えております。以上です。 司会:本日の記者会見は終了いたしました。ご協力ありがとうございました。本日の記者会見は終了いたしました。ご協力ありがとうございました。 (完)【書き起こし】小池都知事が記者会見8月28日