小池都知事が記者会見8月28日(全文2完)国との連携変わらず進めたい
安倍首相が辞任の意向。受け止めを
日刊工業新聞:幹事社からは以上です。各社からの質問に移ります。質問のある方は挙手の上、知事の指名の上で発言してください。よろしくお願いします。 NHK:すいません、NHKの成澤です。ちょっと都政とは離れるんですけれども、安倍総理大臣が辞任の意向を固められたんですけれども、率直に知事の受け止めをお願いいたします。 小池:まだ今ここで伺っているのみでありますが、それが事実であれば非常に残念なことであります。コロナウイルス対策、それからオリンピック・パラリンピックなど国と連携を図りながら取り組みを進めていかなければならないテーマが多々ございます。今後どのような形になるのか、また今の報道の中身なども確認しながら国との連携しっかり取るということは変わりなく進めてまいりたいと存じます。
二階幹事長と何を話したのか
記者1:すいません、2点お願いします。安倍総理の辞任の意向が先ほど一部報道で出ましたが、今日、二階幹事長のところに小池知事、面会に行っていたかと思うんですが、そのときにどのようなお話をなさったのかということと、あともう1点が、あらためまして重症者の定義について厚労省のほうからまだきのうは返事を待っているという状態だったかと思いますが、その後、何か厚労省側からあったのか、また都としてどのように重症者の定義を厚労省と考えていきたいのか、その2点お願いします。 小池:今日は二階幹事長、そして公明党代表のほうに今、都としての幾つかの課題を、その進捗状況などご説明にまいらせていただきました。特にコロナ対策ということもございまして、お知らせをするとともに、これからも都政がコロナ対策をより有効に打てるためにも国のさまざまな、例えば法的な関係などもございます。それについて状況の説明とお願いにまいったところでございます。そしてこれについては二階幹事長も、また公明党の代表もそれぞれ都の応援をしていくということでのやりとりがございました。それから。 記者1:厚労省との重症者の。 小池:重症者の定義は、これが重症者についてですね。ありましたね、はい、ありがとうございます。重症者について国の定義が幾つかこれまでも、「および」という文字で、つまり、「および」じゃなくて「または」という、Orでつながっていたり、Andになったりしてきておりましたけれども、国への重症者の報告については先日、厚労省からICU、集中治療室での管理が必要な患者についても含めて報告するような依頼があったわけであります。今回、この重症患者の定義である集中治療室、ICUなどの対象についてあらためて厚労省へ確認しておりまして、モニタリングの分析コメントとしては精査、調整中としたというふうに聞いております。 それから都としては厚労省から重症患者の定義が明示されましたら、それに基づいての報告を行っていくということであります。ICU、HCUなどいろいろな定義の施設がございまして、それを入れるか入れないのかなどについては、またあらためて国からの提示があるというふうに聞いております。