【鉄道車両のDNA】路面電車の近代化に大きく貢献した「LRV」の系譜
最新型は大型超低床車両
芳賀・宇都宮ライトレールで運行予定のHU300形「ライトライン」。新潟トランシス製で、運行開始時までには17編成が揃う予定(2021年5月31日、鳴海 侑撮影/取材協力:鉄道プレスネット)。
2021年5月31日(月)、栃木県宇都宮市で新しい路面電車車両のお披露目がありました。2023年開業予定の芳賀・宇都宮LRT(宇都宮ライトレール)で運行されるLRV、HU300形電車「ライトライン」です。 超低床車両とすることでバリアフリーとユニバーサルデザインを意識し、車体は流線型と鮮やかな黄色が目立ちます。また、車内は照明や座席、ICカードリーダーの位置など随所にこだわりがみられました。編成長は国内の軌道法で決められている制限ぎりぎりの30m級で、定員は約160人となっています。
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鳴海 侑(まち探訪家)