大阪府・吉村知事が定例会見1月20日(全文1)高齢者施設のクラスターいかに防ぐか
21日午前9時から受け付け開始
まず目的ですけれども、やはり高齢者におけるクラスターの発生防止です。そして対象ですが、府内の高齢者施設、特養とかさまざまな施設がありますが、約3500カ所の施設に入所されている入所者の方、そして職員の方です。これはサ高住とかそういうのも入ります。そして高齢者通所施設については約5000カ所ありますが、これは職員の方。高齢者施設の通所でいろんなところで利用されている方ならば、これは対象にはなりませんが、職員を対象にします。それから通常の高齢者の入所施設。居住型の方は全て対象。合計で、だいたいこれで30万人ぐらいが対象になります。 時期ですけれども1月21日、あしたの午前9時から受け付けを開始します。これはスマホでもできますし、当然パソコンでもできるということになります。これは中身としては行政検査としてやります。今、1日最大500件対応となっていますが、これは需要に応じて増やしていきます。そしてスマートフォン等からの申し込み、検査の結果まで一気通貫してやっていきます。ですので、陽性者が判明すれば、そのあとは保健所が当然もちろん対応します。施設や、あるいは受検者、検査を受ける人の負担はありません。無償です。そしてどうしても受診が必要な方、あるいは、これは唾液の検体採取でやるわけですけども、どうしても唾液の採取が難しい方については、従来どおりのかかりつけ医であったり、あるいは受診相談センター、保健所に相談してもらって対応するということになります。
夕方5時に検体採取し、翌朝には結果が分かる
どういう流れか、仕組みをご説明します。まず少しでも症状のある方、ちょっと熱がある、なんかちょっと少しでもこういった症状がある、このあと説明しますが、そういったものが少しでもあれば、スマホで申し込むことができます。スマホから、そこで必要項目を入力します。そうするとそれでまず検査申し込みになります。そのスマホで申し込みを受けたら、今度は2つ目として、これは唾液検査ですから、検体採取の容器を、これは基本的に検査センターに取りに来ていただきます。この取りに来てもらう作業というのは、その施設の方で症状が出てない方に取りに来てもらうということになります。 で、そこでバーコード処理されていますから、バーコードを見せていただいたら、このスマホ検査センター、あるいはサテライト、府内で12カ所を準備します。検査センターやサテライト、近くのサテライト、12カ所ある一番近いところに施設の方は来ていただくと。そしてそのスマホ、バーコードを見せてもらったら、それに応じて検体採取の容器をお渡しします。それを持って帰ってもらって、そして唾液を採取します。で、唾液を採取してもらって、梱包してもらって、そしてそのまままたお近くのサテライト、あるいは検査センターにお持ち込みをいただきます。 そうすると、センターとサテライトが検査機関、これは民間の検査機関ですけども、これは契約済みです。ここに検査の依頼をして、そして検査機関が結果を通知します。だいたい夕方の5時ぐらいに検体を採取しますから、夕方の5時に検体採取をして、翌朝にはもう結果が分かるということになります。 つまり、ここまでの過程でいくと、例えば日中に、どうもこれ症状が出たということでスマホ申し込みをして、空箱を取りに行ってもらって、そして唾液を採ってもらって、サテライトに届けてもらったら、それを夕方までにやれば、翌日の朝までには結果が出るという仕組みになります。結果についてもそのスマホのほうにお伝えをします。そしてもし陽性の場合は、保健所がそこから対応するということになります。次、お願いします。