【空から撮った鉄道】篠ノ井線にある2箇所のスイッチバックをクモヤ143形と共に狙う
篠ノ井線のスイッチバックは通過型
真上から見た篠ノ井線姨捨駅のスイッチバック。右が篠ノ井・長野方で左が松本方。中央から右上に姨捨駅が見える。写真中心部を見るとスイッチバックせずに通過できる構造が分かる(2014年7月21日、吉永陽一撮影)。
スイッチバックにはいくつか種類があります。「空から撮った鉄道」でも紹介した豊肥本線立野スイッチバックは「Z」形をしており、全ての列車はジグザグに行ったり来たりします。対して、今回紹介する篠ノ井線の姨捨駅と桑ノ原信号場は、ジグザグに行き来せずに勾配を上り下り可能な通過線を設けた「通過型スイッチバック」となっております。言葉ではうまく表現しにくいので、姨捨駅を上空から俯瞰した姿をお見せしましょう。
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吉永陽一(写真作家)