大阪市・松井市長が定例会見12月9日(全文1)27日には5万円しか届きません
万博によるドバイの変化について聞き及んでいることは?
朝日放送テレビ:ABCテレビの辻村と申します。ドバイ万博の関連にちょっと戻るんですが、大阪万博の前にこうやって大きな万博をやるというところで、ドバイの経済状況など、万博がもたらした、何かドバイのまちの変化とかっていうのも気になるところかなと思うんですけれども、その辺り、万博によるドバイのまちがどう変わったかみたいなところを松井市長のほうで何か聞き及んでるところというのがあるんでしょうか。 松井:いや、直接僕は詳細で具体的になんか聞いてるということではないですけど、これは万博招致活動を通じて、ドバイ万博はやはり国威発揚型の万博。ドバイのやっぱり成長の力を世界の方に見ていただく、展示型、国威発揚型ですよね。そう聞いてました、招致活動中に。それは、やっぱりドバイはそういうのが必要なんでしょう。だって新しい都市、大都市ですから。言ってもここ10年、20年の、もともと砂漠だったところにあれだけの大都市つくったんだから。 でもわれわれが今度やろうとしてる大阪・関西万博っていうのは、もう課題解決型、参加型の万博ですから。今もう日本は成熟した国なので、ここで国内の国威発揚っていう万博はちょっと時代と合わない部分がありますから。だからわれわれは日本の力で世界に貢献するという、世界の課題を解決しようとする万博なので、少しちょっと、同じ万博ですけれども意味合いが違うというふうには捉えてます。
バーチャル大阪の進捗状況は
朝日放送テレビ:現地で招請活動がメインになるというようなお話だったかと思うんですけども、そのほかの部分で、ドバイ万博のこういうところを見て、こういうところを盗んでいきたいじゃないですけど、見ていきたい、視察したいなという狙いみたいなものがもしあれば。 松井:だから僕ドバイ行ったことがないから、まさにそれを見たかったんだよ。でもなんとか、コロナの状況次第ですけど、閉幕までの間にはぜひ訪れたいとは思ってます。 朝日放送テレビ:すみません。あと大阪万博のほうなんですが、この時期に合わせてか分からないですけど、バーチャル大阪を今進めているかと思うんですが、その辺りの今の進捗状況というのはいかがでしょうか。 松井:これも、まずバーチャルでは、バーチャルで大阪を世界の人に知っていただくという形で、ちょっとそこは部局にまた、いつからネットでそれがオープンされるのかというのは確かめてもらいたいと思いますけど。もう近い間にそういう形でバーチャル大阪のオープンをしたいっていうふうには聞いてます。 朝日放送テレビ:すみません。また、先ほどの10万円の話に戻るんですけども、先ほど27日はもう5万円だという話になりましたけども、これまでももう散々ちょっとお伺いしている話ではあるんですけども、次の市長の狙いとして、大阪市としてベターな給付の仕方としてはどのようなことをお考えになっていますか。 松井:だから予算成立後、速やかに基準って言ってますけど、もうその細かい、そういう制約をかけずに自治体の判断にしていただきたい。そうしていただいたら1月中にもう5万円は現金で支給できますから。ただし15歳から18歳、高校生までの方は、これは申請方式になりますから。これももう早急に準備しますけども、そこへは申請していただいて、現金であれば10万円というものを支給でき、10万円というキャッシュで支給できるようになります。だからもう基準というよりも、自治体に判断をしてくれ、判断権をいただきたいと思ってます。 司会:関西テレビさん。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見12月9日 全文2に続く