タレント・濱松恵が赤裸々告白「20年以上続く痔、数年前から始まった尿漏れに悩まされる日々」、子育てに追われ治療には踏み切れず、今はおむつ生活
加齢に伴い深刻化する尿漏れと、妊娠出産きっかけでなる女性も多い痔。尿漏れと痔の両方と現在もつきあっているタレントの濱松恵(41才)が、20年以上続いている苦難の日々について詳しく教えてくれた。 【写真】温めなければいけない痔に対して、かゆみを抑えたくてやってしまったご法度の対処法とは?
痔の引き金は出産…市販薬では治らず
「尿漏れ」「痔」の両方に現在進行形で悩んでいると明かしたのは、タレントの濱松恵だ。 痔のきっかけは20年前、21才で長女を出産したときのこと。おしりにそれまで経験したことのない激痛が走った。 「娘の生後3か月健診のときに一緒に診てもらったところ、いぼ痔と診断されました。専門の病院に行くようすすめられましたが、怖いし恥ずかしいし、何より初めての出産と育児で、自分のおしりになんてかまっている暇はありません。市販薬やドーナツクッションは使っていましたが、授乳や抱っこなどで座っている時間が長くて、とうとう血が出て、膿まで出てくるようになりました」(濱松・以下同)
かゆみを抑えたくてやってしまった痔へのご法度
さらに濱松を襲ったのは、がまんできないほどのかゆみ。20年前はいまのように自分でネット検索して情報を得ることができなかったため、濱松は“絶対にやってはいけないこと”をしてしまったと話す。 「痔はおしりの血行不良が原因なので、温めなければいけないんです。でも、あまりにもかゆみがひどく、おしりに保冷剤を当てて冷やしていました。加えて私は便秘がちで、いきむときの痛みがひどく、“痛いより下痢の方がまし”と、毎日浣腸を使っていました」 痛みとかゆみと闘いながら育児を続け、4年前、第2子である息子を出産した濱松。難産だったため痔は悪化し、体はボロボロに。それでも夫は昼夜ダブルワークのため、満身創痍でワンオペ育児するしかなかった。ストレスから過食に走り、42kgだった体重は80kg近くまで増えた。 「太ったことでおしりのまわりにも肉がついて圧迫されて、負担が大きくなったのか、ついに、自宅のトイレで大量出血してしまいました。それでも私はどうしても、男性の医師におしりを診られたくなくて、苦肉の策で女性医師のいる皮膚科に行きました」 医師からは「早く専門の病院で治療しないと、一生のつきあいになる」と諭されたが、治療には踏み切れなかったという。 「子供たちは2人とも障害を抱えていて、下の子はまだ4才。私が長時間家を空けるわけにはいかないんです。日帰り手術も、私が行ける距離にある病院ではやっていません。いまも皮膚科でもらった軟膏を綿棒でおしりにつっこんで、U字クッションに座って、下着に使い捨てカイロを貼ってやり過ごしています。かゆくなったら、ダメだとわかりつつも保冷剤や、時にはかゆみ止めの薬を使うことも。夫には強く止められますが、使わないと耐えられないんです」