大阪府コロナ会議後、吉村知事囲み1月12日(全文2)速やかにご判断いただいた
財政増でも感染拡大を止める意思を示したということか
産経新聞:もしの話で恐縮ですけれども、もし緊急事態宣言が今現在も見送られていた場合、府のほうで独自の準ずる策を講じるには、例えば1日6万円を府独自で負担されるお考えも示されたと思うんですけれども、そうすると今以上に府の財政的な負担もあったと思うんですけれども、そういう中でも感染拡大を止めるという、抑えるという意思を示されたという形なんでしょうか。 吉村:6万円の措置ですけれども、6万円全部を大阪府単独で見るというのは、そう簡単にはこれはできないです。さっきあったけど、1600億円になりますんでね。これは無理です、予算組めないです。なので、準ずる措置をするときには、これはあくまで準ずる措置だから、財政支援も緊急事態宣言下の首都圏と同じようにお願いしますっていうのは、僕は西村大臣に申し上げてましたし、西村大臣もそこは協力関係でやっていきたいというような、そういったお返事もいただいてましたんで、そういった意味では、そこでちゅうちょして感染がどんどん増えるほうが大阪における被害が大きくなりますから、これは実行すべきだというふうに思っていました。 だから6万円全額、大阪府で持つという前提にはなってないですよ。そこについては西村大臣も、準ずる措置の中で、国としてもそこは前向きに考えていきますという言葉もありました。それがなかったら僕も準ずる措置にちょっと踏み込むのはなかなか難しかったと思いますけれども、そういう言葉もあったし、それから今の感染状況を見て、国において速やかに判断されたということなんだと思います。 司会:次の質問をお願いいたします。
3府県で足並みがそろったことへの受け止めを
共同通信:共同通信の黒木です。すみません。本日の京都府と兵庫県の対策本部会議のほうで、時短要請、京都と兵庫についても県・府全域で午後8時までということで、大阪府と、京阪神3府県で足並みがそろった形なんですが、そのことについて受け止めをお聞かせください。 吉村:京阪神については経済の人流という意味でもつながっています。なんとか大阪、兵庫、京都、これが、3者が一致団結して、京阪神における感染拡大をぐっと抑える。もちろん大阪が一番都心部で多いわけですけど、だから大阪が、一番責任が重たいわけですが、大阪、兵庫、京都が一体になって、この感染における感染拡大を抑えるということで、協力して、そしてまた、それを実行していきたい、実現させていきたいと思います。日にちも14日からになったんですか。ちょっとそこまで詳細、僕も聞いてないですけど。同じ措置でやっていこうというのは土曜日に話したときも、もし緊急事態宣言が出されたら、それぞれ京都も兵庫も大阪も同じ措置でやっていこうという話はしていましたんで。ただ、緊急事態宣言が出されなかったらそれぞれの判断があると。もうこれは土曜日に皆さんに聞かれて答えたとおりですけど。出されたということで、こうなればやはり京阪神が一体になって抑えるということが重要だと持っています。 共同通信:もう1点確認なんですけれども、仮に政府のほうで、あす再発令が出された場合、この今回の時短要請ですとか施設への協力依頼というものは、13日から効力を持つ形に自動的に前倒しされる形になるんでしょうか。 吉村:いや、僕の認識では14日からという認識です。 司会:次の質問をお願いいたします。 【書き起こし】大阪府コロナ会議後、吉村知事囲み1月12日 全文3に続く