大阪府コロナ会議後、吉村知事囲み1月12日(全文3完)誰かの大切な方が亡くなる病気
大阪府の吉村洋文知事は12日、新型コロナウイルス対策本部会議後に囲み取材に応じた。 【動画】大阪府が新型コロナ対策本部会議 府内全域に時短要請へ(2021年1月12日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府が新型コロナ対策本部会議 府内全域に時短要請へ(2021年1月12日)」に対応しております。 ◇ ◇
飲食店の取引業者への支援検討の現状は
毎日放送:すみません、毎日放送です。経済産業省が首都圏での飲食店と取引がある業者に対して、最大40万円の支援金を給付されてと。吉村知事も先ほどの会議の中で発言ありましたけども、これ、大阪府としては、進捗として話はどれぐらい進んでいるのかというのを確認させていただきたいです。 吉村:それはたぶん経産省の直事業になると思うので、その制度が、そういうのが必要だというのはわれわれ申し上げていましたんで、それを本当に経産省でやっていただいた、国においてやっていただいたというのは、それはもうありがたいなと思います。飲食店だけじゃなくて、飲食店で取引しているお店だってダメージを受けているじゃないかという議論はたくさんあったので、その中でそういう事業の皆さんに支援ができるというのは、僕としてもありがたいなというふうに思います。だから、その制度はたぶん国直轄でやるんじゃないかな、ちょっとそこまで詳しく僕もまだ聞いてないです。 毎日放送:府として予算を組んでっていうわけではないってことですか。 吉村:うん、そういうことにはならないんじゃないかなと思いますけどね。スキームもたぶん経産省で決めていくんじゃないかと思います。そこについて何か部局間で詳細にやりとりしているというのはないです。
若者へのメッセージは
毎日放送:今後さらに要請していって話が進んでいくというようなことになりますか。 吉村:国が発表されたわけなんで、おそらく制度、スキームというのは一定程度、国の事務方でも作っていっていると思いますから、その中身によると。よって、大阪の事業者の皆さんにも緊急事態宣言が出されるわけなので、支援をしていくと。これは支援する主体が国になるわけですけど、それは国であろうが府であろうが市であろうが、支援を受ける側からしたらそんなに変わらないと思うので、そういう制度ができるのは本当にありがたいなと思います。 毎日放送:分かりました。ちょっと話変わるんですけれども、会議の中でも20代、若者の感染が増えているということで今回、緊急事態宣言が発令されるとなりますが、若者への行動変容というのをどのように促すかというのも課題になってくると思いますが、知事として何かメッセージだったり考えがあれば教えてください。 吉村:若い人でも、やっぱり後遺症が起きたり、感染も当然起きると。重症化リスクもないわけではありません。でもこれは、若い人の中で死亡とか重症化リスクが低いっていうのはもうこれは分かっていると思うんですよ。だから若い人も重たくなります、若い人も命失いますよ、だから注意してくださいっていうのは、僕はもうそれは今の社会で通用しないと思っています。これだけネットも、若い人もすぐネットで検索して、どういう人がお亡くなりになって、どういう人が重症化しているかというのは、もうこれ見えているので、すぐ分かります、検索したら。だからもう僕はそこをオープンにしたほうがいいと思ってて。 そういう意味では大阪府でも亡くなっているのは、平均年齢で言ったら77歳です。やっぱり高齢者にものすごく死亡者は偏っています。重症者も60代以上の方で8割を占めると。もちろん一部の事例として若い人が重症化することもありますが、極めてレアです。でも若い人、だからその事実はもう僕、ちゃんと伝えたほうがいいと思うんです。その上で、ただ、その高齢者の皆さん、自分たちのおじいちゃん、おばあちゃんを想像してもらったら分かるけど、高齢者にとってはものすごくやっぱり致死率の高い病気です。重症化しやすい病気。