大阪府が新型コロナ対策会議 吉村知事「府民・事業者へのお願い、首都圏と同様にすべき」
大阪府新たに374人の陽性者数を確認
大阪府が新型コロナ対策会議 吉村知事「府民・事業者へのお願い、首都圏と同様にすべき」
大阪府は12日午後、大阪府庁で「第35回新型コロナウイルス対策本部会議」を開いた。大阪府の吉村洋文知事は「陽性者が1月6日に560人ということで急増いたしました。週単位でみても2倍の陽性者数増加ということになります。医療体制についてはひっ迫している中での陽性者の増加ということで、さらにひっ迫することが懸念される」と話し、大阪府内の危機的状況を説明した。また、大阪府は同日、新型コロナウイルスの新たな陽性者数が374人確認されたことを発表した。 【中継録画】大阪府が新型コロナ対策本部会議 府内全域に時短要請へ(2021年1月12日)
東京と都市構造が似ているため、感染の急拡大に注意
吉村知事は会議冒頭で「東京都とは人の動き、経済が非常につながっています。7日には東京都で陽性者数が2400人を超えるという状況にもなっています。大都市圏ということで都市構造が似ているため、感染の急拡大に注意しなければならない」と話した。
府民のみなさん、事業者のみなさんへのお願いは首都圏と同様にすべき
大阪府、兵庫県、京都府の3府県による緊急事態宣言の発出検討については「きょう(12日)の報道では、あすにでも国において緊急事態宣言が出されるとされている。緊急事態宣言下における措置として14日以降、府民のみなさん、事業者のみなさんへのお願い、基本的対処方針にのっとって首都圏と同様にすべきだと思っていますが、本日の本部会議で議論して決定してまいりたいと思います」と話し、会議はスタートした。