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プロ編入試験(受験料54万円)に挑む将棋YouTuberアゲアゲさん、クラウドファンディングを募る

松本博文将棋ライター
将棋大会で対局中の折田翔吾さん(記事中の写真撮影・画像作成:筆者)

 10月10日。銀河戦本戦トーナメント▲折田翔吾アマ-△村田智弘六段戦が放映されました。結果は、折田アマの勝ちでした。

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 これで折田アマの公式戦における対プロ成績は「いいところ取り」で10勝2敗(勝率0.833)。「現在のプロ公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、 なおかつ6割5分以上の成績」という条件をクリアして、プロ編入試験資格を取得しました。

 折田アマは「アゲアゲさん」の愛称でも知られる将棋YouTuberでもあります。

【前記事】

あきれるほど将棋の強いYouTuberのアゲアゲさんがプロ編入試験を受けるまで

 折田アマが対戦する若手棋士の名と、第2局までの日程はすでに発表されています。

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 折田アマのここまでの実績を考えれば、試験に合格する確率は当然、十分にあるでしょう。ただし相手はいずれも新鋭の強敵です。五番勝負は、白熱した戦いとなるでしょう。

 ところでこの試験には対局料50万円(税別)がかかります。折田アマが資格を得て受験の申し込みをした時にはまだ消費税は8パーセントだったので、税込で54万円になります。

 10月11日、折田アマはクラウドファンディングでその受験料を募ることを発表しました。

 リターンには直筆サイン(色紙、扇子)、オリジナルCD、オリジナルTシャツ、棋譜添削動画の作成、提案企画のYouTubeアップなどが用意されています。スタートは10月16日17時からだそうです。

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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