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吉田大樹

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労働・子育てジャーナリスト/グリーンパパプロジェクト代表

報告

見解放課後児童クラブでは、夏休みを含む長期期間中、学習の時間として1時間ほど時間を割いて、子どものたちに学習を促している。たいていの子どもたちは学校から出された宿題をやることになるが、宿題のドリルと一緒に解答集も配られるため、ひたすら答えを見ながら書き写している子どもたちがいる。本来は保護者が○×をつけるという意図だとは思うが、そこまで子どもたちを見られない保護者も多い。だからと言って、その解答集を子どもから取り上げて、「見ないでやりましょう」と促したところで、不貞腐れたり、「わからない、わからない、先生教えて」と泣きつく子どもも多く、それが児童クラブのスタッフにとっては大きな負担として返ってきてしまう。もちろん解答を丸写ししている子どもたちに対しては、それが自分のためにならないことを伝えるわけだが、そもそも、果たしてこうした宿題が子どもたちのためになっているのかは正直疑問を持たざるを得ない。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 石川一郎

    学校改革プロデューサー

    見解この記事を拝見して感じたのは、そもそも小学校の教育の意味とは何だろうか、ということです 自分は長年教…続きを読む

  • 妹尾昌俊

    教育研究家、一般社団法人ライフ&ワーク代表理事

    見解学力も興味・関心もさまざまな子たちがいるなか、全員が同じのドリルや問題集をやる必要性は低いと思います…続きを読む

コメンテータープロフィール

吉田大樹

労働・子育てジャーナリスト/グリーンパパプロジェクト代表

1977年7月東京生まれ。03年3月日大院修士課程修了(政治学修士)。労働専門誌の記者、父親支援団体代表を経て、16年3月NPO法人グリーンパパプロジェクトを設立。これまで内閣府「子ども・子育て会議」委員、厚労省「イクメンプロジェクト推進委員会」委員を歴任。現在、こども家庭庁「幼児期までのこどもの育ち部会」委員、「こどもの預かりサービスの在り方に関する専門委員会」委員、東京都「子供・子育て会議」委員などを務める。設立したNPOで放課後児童クラブを運営。3児のシングルファーザー。小中高のPTA会長を経験し、現在鴻巣市PTA連合会前会長(顧問)。著書「パパの働き方が社会を変える!」(労働調査会)。

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