【みんなで考えよう】育児と仕事、パパはどうしている? #令和に働く
ここ数年、男性が育児を担うための制度や環境の整備が進んでいます。 男女共同参画白書によると、2023年度の「企業で働く男性の育休取得率」は30.1%で過去最高。2019年度の取得率7.48%から大きく上昇しました。 また、男性の長時間労働も徐々にではありますが、減少傾向にあります。国際基準では「週49時間以上」が長時間労働とされていますが、日本の30代男性において、週49時間以上働く割合は2019年は33.4%だったのに対し、2022年は26.3%でした。 実際に、子どもがいる20~39歳の男性に行った「希望する生活」のアンケート結果によると、「家事・育児時間を増やしたい」「仕事時間を減らしたい」と答える割合が高くなっています(2022年度 内閣府委託調査)。 一方で、課題も山積みです。育休の取得期間について、男性はおよそ4割が2週間未満にとどまります(2023年度 雇用均等基本調査)。背景には、長期で育休を取得しづらい職場が多いことや、収入減を避けたいといった経済的な事情があります。 育休から復帰後、育児と仕事の両立に悩むことも少なくありません。男性の多くは育休前の働き方に戻るため、育児と両立すると「過労」状態に陥るケースも見られます。また、夫婦共働きであっても家事や育児の負担は依然として女性に偏る傾向があります。社会学者の柴田悠・京都大学大学院教授によると、男性に長時間労働を求める職場がまだ多いことが背景にあるといいます。 あなたは、ここ数年で「男性の育児」に変化があると感じますか? また育児と仕事を両立する上での課題は何だと思いますか? あなたが思う課題やその理由について教えてください。 Yahoo!ニュースはコメント欄の皆さんの意見や体験を通して、より深くニュースについて考えたり、多様な考えに触れたりできる機会を作りたいと考えています。今回いただいたコメントを抜粋・編集した上で、後日議論の流れがわかるようなコンテンツとして別ページにて掲載する予定です。いただいたコメントを取り上げさせていただく場合がございますのでご了承ください。皆さんの考えをぜひ聞かせてください。