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横尾弘一

横尾弘一

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野球ジャーナリスト

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見解今季の中日は勝つ時も負ける時も僅差が多くなり、ここまで10勝5敗2引き分けで首位に立っている。立浪和義監督も「今年は違う」と比較的明るい表情で采配しており、ファンの期待は大きく膨らんでいるという印象だ。ただ、現在のようにいい状態が続くことはあり得ないし、どこかで昨年までの負けグセが顔を覗かせるかもしれない。そんな中でも選手たちが自信をつけ、チームをいい方向へ進化させていくためには、メリハリのついた戦いができればいい。この試合のように柳 裕也のリズムが悪く、序盤から劣勢になってしまうと勝機はなかなか見出せない。ならば、どんなに失点しても1敗は1敗と割り切り、次戦へのエネルギーを蓄えるべきだろう。それが見られたという点でも、今季の中日には期待できると感じた。変な表現だが、いい負け方だったと思う。

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コメンテータープロフィール

1965年、東京生まれ。立教大学卒業後、出版社勤務を経て、99年よりフリーランスに。社会人野球情報誌『グランドスラム』で日本代表や国際大会の取材を続けるほか、数多くの野球関連媒体での執筆活動および媒体の発行に携わる。“野球とともに生きる”がモットー。著書に、『落合戦記』『四番、ピッチャー、背番号1』『都市対抗野球に明日はあるか』『第1回選択希望選手』(すべてダイヤモンド社刊)など。

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