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山路力也

山路力也

認証済み

フードジャーナリスト

報告

例年、学校給食などが止まる年末年始は生乳が余りがちになりますが、今年はコロナ禍によって外食での消費も冷え込み、さらに生産も好調だったため5000トンほどの生乳が余る可能性が指摘されています。 言うまでもなく牛乳は工業製品ではないので、生産調整が非常に難しい。乳牛は搾乳を止めてしまうと乳房炎という病気に罹ります。牛の数を減らすのも急には出来ず、減らした結果来夏に供給不足になる可能性もあります。 今回の無償提供は牛乳普及の意図はあるものの、やはり苦肉の策と言えそうですが、酪農農家などのことを考えればやはり私たち消費者が購入して利用することが最適解。飲んだり料理に使ったりと、出来る範囲で工夫して消費して頂きたいと思います。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 井出留美

    食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)

    米国では余剰農畜産物を国が買い上げ必要な人に配ることがあります。乳製品のチーズがだぶついた際、政府が…続きを読む

コメンテータープロフィール

フードジャーナリスト/ラーメン評論家/かき氷評論家 著書『トーキョーノスタルジックラーメン』『ラーメンマップ千葉』他/連載『シティ情報Fukuoka』/テレビ『郷愁の街角ラーメン』(BS-TBS)『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日)『ABEMA Prime』(ABEMA TV)他/オンラインサロン『山路力也の飲食店戦略ゼミ』(DMM.com)/音声メディア『美味しいラジオ』(Voicy)/ウェブ『トーキョーラーメン会議』『千葉拉麺通信』『福岡ラーメン通信』他/飲食店プロデュース・コンサルティング/「作り手の顔が見える料理」を愛し「その料理が美味しい理由」を考えながら様々な媒体で活動中。

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