補足都教委は、このアンケート結果を受けて作成した「教職員のためのコミュニケーションガイドブック」をネット上で公開しています。 アンケートの詳しい結果も紹介されており、「先輩や上司に期待することは何ですか?」に対しては「いつでも相談しやすい雰囲気がある」という回答が最多の68.6%です。裏を返せば、相談しにくい雰囲気を醸し出している教職員が多いのかもしれません。教員の仕事の多さを考えるとベテランであっても若手の悩みに向き合う余裕がないのではないでしょうか。 ガイドブックでは、コミュニケーションのポイントとして「相手の立場に立った言動」「悩み・困り感に共感し寄り添う」など、とても基本的なことが解説されています。人材育成やマネジメントのスキルを身につける機会が不足しているのであれば、民間企業での管理職教育のようなものを学校にも取り入れていくべきなのかもしれません。
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コメンテータープロフィール
コクヨ、ベネッセコーポレーションで11年間勤務後、独立(屋号:みらいfactory)。2013年より、組織人の新しい働き方、暮らし方を紹介するウェブマガジン『My Desk and Team』を運営。女性の働き方提案メディア『くらしと仕事』(http://kurashigoto.me/ )初代編集長(〜2018年3月)。『平成27年版情報通信白書』や各種Webメディアにて「これからの働き方」、組織、経営などをテーマとした記事を執筆中。著書『本気で社員を幸せにする会社 「あたらしい働き方」12のお手本』(日本実業出版社)
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