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山本久美子

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住宅ジャーナリスト

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補足家の中の転倒を防ぐためにお勧めしたいのが、バリアフリーリフォームです。要件を満たす工事なら、減税になったり、介護保険(要介護の場合)や自治体の補助金の対象になったりします。 「階段の勾配を小さくする」「浴槽をまたぎの低いものに交換する」「移動経路に手すりを付ける」「浴室やトイレなどの段差を解消する」「床の材料を滑りにくいものに変える」など、転倒防止に役立つ工事もバリアフリーの対象です。 ほかにも、視力が弱くなっている場合に「階段の色を変える」のも有効です。階段の滑り止め部分の色を目立つ色にしたり、段差部分を色分けしたりして、段差があることをわかりやすくします。 長い時間を過ごす住宅ですから、転倒防止の対策はしておきたいものです。

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  • 杉本和隆

    整形外科医/苑田会人工関節センター病院長/都立大学客員教授

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コメンテータープロフィール

早稲田大学卒業。リクルートにて、「週刊住宅情報」「都心に住む」などの副編集長を歴任。現在は、住宅メディアへの執筆やセミナーなどの講演にて活躍中。「SUUMOジャーナル」「東洋経済オンライン」「ビジネスジャーナル」などのサイトで連載記事を執筆。宅地建物取引士、マンション管理士、ファイナンシャルプランナー等の資格を持つ。江戸文化(歌舞伎・落語・浮世絵)をこよなく愛する。

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