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山口健太

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ITジャーナリスト

報告

見解前提として、現代のカメラには高度な画像処理が搭載されており、いわゆる「撮って出し」のJPEG画像であっても、複数枚の合成によるノイズ低減など一定の加工がされています。 その上で、今回のような集合写真では目をつぶってしまう人が出てくるなど、見た目が整わないという問題が起きがちです。首相や閣僚が一堂に会した状態で、撮影に使える時間が限られていることを考えれば、撮影後の修正で対応したほうが合理的でしょう。 ただ、首相官邸のサイトを見ても写真が修正されていることが分からないので、その点は注釈があったほうがよいと思います。最近は写真の真正性を示す「来歴情報」を埋め込める技術も出てきています。

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コメンテータープロフィール

(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。

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