【MLB】 崖っぷちの第4戦にドジャースが完勝 大谷もタイムリー 8投手の継投で完封 松井初登板
地区シリーズ第4戦【ドジャース8-0パドレス】@ペトコ・パーク
日本時間10月10日、ナ・リーグのディビジョンシリーズ第4戦が行われ、第1シードのドジャースが敵地ペトコ・パークで第4シード・パドレスと対戦。1勝2敗と王手をかけられたドジャースは打線が爆発して8得点。8投手の継投によるブルペンデーもハマり、パドレス打線を完封した。ドジャースの大谷翔平は3打数1安打2四球の活躍。パドレスの松井裕樹は9回に登板し、1回を無失点に抑えた。ドジャースとパドレスは2勝2敗で並び、明後日ドジャー・スタジアムで「勝ったらリーグチャンピオンシップ進出、負けたら終わり」の第5戦が行われる。 【動画】ドジャース・大谷翔平のタイムリー!
初回、ドジャースは2番ムーキー・ベッツが2試合連続の先制弾を放って、すぐさま1点のリードを手にする。2回二死1・3塁のチャンスから1番大谷翔平がタイムリーを放つと、ここで中3日で先発したディラン・シースは交代。その後もベッツがタイムリーで続いて、リードは3対0に広がった。3回には無死1塁から5番ウィル・スミスが2ラン本塁打。ドジャースは5点の大量リードを手にした。 ドジャースはその後の7回、スクイズと7番ギャビン・ラックスの2ラン本塁打でまた加点。先発投手不在の中、ブルペンデーで臨んだ試合だったが、ライアン・ブレイジャーが1.1回、アンソニー・バンダが0.2回、マイケル・コペックが1回、アレックス・ベシアが1.2回、エバン・フィリップスが1.1回、ダニエル・ハドソンが1回、ブレイク・トライネンが1回、ランドン・ナックが1回を抑え、パドレス打線を沈黙させた。ドジャースは崖っぷちに追い詰められながら、第4戦に8対0で完勝。明後日ドジャー・スタジアムで行われる第5戦に望みを繋いだ。 「1番・DH」でスタメン出場した大谷は、1回表の第1打席でセカンドゴロ、2回表二死1・3塁で迎えた第2打席ではライト前にタイムリー、4回表一死の第3打席では四球、6回表二死1塁の第4打席も四球、8回表先頭の第5打席では三振だった。第2、3戦では8打数1安打とやや調子を落としていたが、今日は1安打2四球と復調の兆しが見えた。 パドレスの松井裕樹は8点ビハインドの9回に登場。プレーオフデビューを空振り三振、ライトフライ、センター前ヒット、キャッチャーフライという内容で飾った。