解説Androidでは2023年5月にマイナンバーカードの電子証明書をスマホに搭載する機能として実現していたのですが、iPhoneには未対応の状態が続いており、いまひとつ認知度が上がっていない印象がありました。 昨今ではカードの外観を偽造する事例が出てきていることから、対策の1つとしてICチップの活用が求められています。iPhoneへの搭載が実現すれば国内で活用が本格化に始まりそうです。 タイミング的には日本時間で6月11日午前2時からアップルの開発者向けイベント「WWDC」が控えています。以前には米国でのIDカード搭載事例を取り上げたことがあり、今回は日本での事例として出てくるか注目です。 (追記:その後、来春後半より利用できるよう準備を進めているとの公式発表がありました)
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コメンテータープロフィール
(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。
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