解説まず、これはピクトグラムといえるのか、また募集要項と矛盾しているという点はもっともな指摘といえます。こちらの発表会の中で事務局から簡単な言及はありましたが、選考した側としても、やや説明に困る結果になったと思っているのかもしれません。 実際には「キャッシュレスOK」といっても、クレカなのか電子マネーなのかコード決済なのか、また具体的にどのブランドが使えるのかが利用者にとっては重要なのですが、そうした垣根を越えて、誰もが分かる図柄で端的に示すのは難しかったという印象を受けます。 一方、店舗側はこのマークを掲示することで客足の増加を期待できますが、対応するキャッシュレス決済手段が少なければ来店客は落胆してしまいます。これは幅広い決済手段を導入する動機付けになりそうです。
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コメンテータープロフィール
(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。
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