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山口健太

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報告

解説楽天モバイルの電波はこれまで1.7GHz帯のみという苦しい状況が続いており、KDDIのローミングに頼る部分もありましたが、ついに自社でプラチナバンドの商用化を実現したのは大きな一歩といえます。 発表会での説明によると1局目は東京都内とのことですが、帯域幅は狭いことから、今後は地方で電波の届きにくいエリアに展開し、利用者の多い都市部は引き続き1.7GHz帯で増強していく印象です。プラチナバンドだけでなく、従来の5G(Sub6)基地局にもアップデートが入っています。 他キャリアとの違いとしては、コストの圧倒的な安さを挙げています。プラチナバンドの展開においても高価な専用機器を必要としない完全仮想化技術を採用。黒字化に向けた意欲も示しています。

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    ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

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コメンテータープロフィール

(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。

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