解説iDeCoの口座数は順調に増えているとはいえ、トップのSBI証券で90万、2位の楽天証券で79万など、NISAと比べると5分の1に満たない水準にとどまっており、制度の趣旨を考えると利用が進んでいない印象を受けます。 その中で、最近の経済圏競争の中核にあるスマホ決済アプリから誘導するといった手段により、新たに投資を始めた人がiDeCoに目を向ける可能性があります。制度的に難しそうですが、iDeCoの利用で何らかのポイント還元があれば関心が高まるのではないかと個人的には考えています。 掛け金の上限については、必ずしも枠を使い切る必要はありませんが、上限を引き上げることで新NISAは大きく盛り上がっています。「新iDeCo」が実現するかどうか注目といえるでしょう。
コメンテータープロフィール
(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。
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