解説1-9月期では赤字との報道ですが、7-9月期はNon-GAAPの営業利益が実に5年ぶりとなる黒字化を達成しており、モバイル事業への投資を無理なく続けられる状況になったことを楽天はアピールしています。 この黒字化は現時点ではEコマースや金融事業の好調に支えられていますが、売上高の伸び率ではモバイル事業が目立っており、通信設備の減価償却費を考慮したEBITDAではモバイルについても四半期黒字化が見えてきた印象です。 本日発表したみずほと楽天カードの資本業務提携については、これまで楽天だけでは限界があった法人カードの市場を開拓していく意向を三木谷氏は語っています。詳細は14日の記者会見で明かされる見込みです。
コメンテータープロフィール
(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。
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