見解テック大手各社は4年間のバイデン政権において株価を大きく高めることに成功しています。トランプ政権になってもその成長を持続させるべく、関係強化を図る動きが出てきています。 当初、トランプ氏はメタを敵視しており、さらにはメタと競合するイーロン・マスク氏が寄り添っているという困難な状況でしたが、本当に関係を改善できたのであればザッカーバーグ氏の手腕は見事といえるでしょう。 一方、米国での法規制が迫るTikTokにとっては雲行きが怪しくなってきます。メタにとって棚からぼた餅となるような状況をトランプ氏が許容するのであれば、TikTok規制がいよいよ現実味を帯びてきそうです。
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コメンテータープロフィール
(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。
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