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解説ブラジルの通信会社がXへのアクセスを遮断した場合でも、VPNを使えば外国経由でアクセスは可能ですが、そうした回避手段でXにアクセスした場合は1日5万レアル(約130万円)の罰金を科すとされています。 また、当初の裁判所命令ではVPNアプリ自体をストアから削除するよう求めており、NordVPNなどの具体的なアプリ名を挙げていましたが、この点は数時間前に撤回したと報じられています。まだ現地でも流動的な状況のようです。 イーロン・マスク氏は徹底抗戦の構えですが、2000万人以上とされるブラジルの利用者を人質に取られたような形になっており、裁判所が求める一部のXアカウントの凍結に応じるのか、難しい判断を迫られています。

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コメンテータープロフィール

(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。

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