解説「日本の海」と呼ばれる領海と排他的経済水域を合わせた面積は、約447万平方キロメートル。管轄する海の広さは、世界6位である。日本の海の海底には、メタンハイドレート、海底熱水鉱床、レアアース泥、コバルトリッチクラストなど、さまざまな資源が眠る。宝の海である。問題は、日本近海は水深が深く調査、採掘するためには、莫大な費用がかかる。そのため資源開発の基礎調査も制限されて来た。日本財団のような公益団体が動くことで、未来に向けた活路が開かれる。日本の未来を築く海洋資源開発に期待したい。
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コメンテータープロフィール
東海大学海洋学部教授。1962年千葉県出身。学習院大学経済学部卒後、金融機関を経て日本船舶振興会(現日本財団)に勤務。勤務の傍ら埼玉大学大学院博士課程修了。博士(経済学)。2009年東海大学教授。海難審判庁業務改善委員会委員、国土交通省海洋政策懇談会委員、東京都専門委員などを歴任。八重山自然大使。海洋コメンテータとして各種メディアで海洋問題を解説。著書、日本の国境(新潮新書)ほか多数。
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