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矢萩邦彦

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アルスコンビネーター/知窓学舎塾長/多摩大学大学院客員教授

報告

見解先生たちに学校の問題点について聞いたときに必ず挙がるのが、「管理職や先輩が助けてくれない」というものです。クラス運営に問題があって、相談しようとしても、たいてい「自分もそうだった。自分で乗り越えて」と力を貸してくれないというものです。ただでさえ多人数を相手にしていて、しかも顔が見える相手です。小学生だけでなく、中学生でも席に座らない生徒がいることが多いという話も増えてきました。新任の先生が1ヶ月持たないでやめてしまうと言うような話も、珍しくありません。 もちろん、うまく行く方が難しいクラス運営を一人で負わなければいけない状況も改善する必要がありますが、それができるように先輩が助言したり、そういう余裕を皆が持てるように人員を増やしたり、仕事を再編集して外部委託することも必要でしょう。

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コメンテータープロフィール

矢萩邦彦

アルスコンビネーター/知窓学舎塾長/多摩大学大学院客員教授

1995年より教育・アート・ジャーナリズムの現場でパラレルキャリア×プレイングマネージャとしてのキャリアを積み、1つの専門分野では得にくい視点と技術の越境統合を探究するアルスコンビネーター。2万人を超える直接指導経験を活かし「受験×探究」をコンセプトにした学習塾『知窓学舎』を運営。主宰する『教養の未来研究所』では企業や学校と連携し、これからの時代を豊かに生きるための「リベラルアーツ」と「日常と非日常の再編集」をテーマに、住まい・学校職場環境・サードプレイス・旅のトータルデザインに取り組んでいる。近著『正解のない教室』(朝日新聞出版)◆ご依頼はこちらまで:yahagi@aftermode.com

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