メンタルクリニックは増えているのに…なぜ予約困難? オンライン診療が活路になるか #今つらいあなたへ
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補足各地域の精神保健福祉センターは、予約が取れない時にも相談に乗ってくるでしょう。「全国の精神保健福祉センター(厚労省)」のページで調べて、問い合わせることもできます。 自傷他害の恐れがある場合(裸足で外に飛び出してしまうような場合)は、警察官が保護して、精神科救急の当番病院に連れて行ってくれることもあります(地域にもよるかと思いますが、一般に救急車では搬送しません)。 記事にはありませんでしたが、子供の場合は予約がさらに大変です。子供の診察をしてくれる医師が限られています。受診希望者は増えています。また3ヶ月半年の意味が大人より大きいこともあり、改善が望まれます。 精神疾患への無理解から、症状が強く出ているのに受診しない人もいます。一方、受診を望んでいるのにできない人もいます。初診時30分話を聞いてくれる精神科医は、良い医師でしょう。今つらい方に、医師との良い出会いがありますように。
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1959年東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。新潟市スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「めざまし8」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ホンマでっか!?TV」「チコちゃんに叱られる!」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』等。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。