補足水増疑惑の話を信じる県民は少ないはずだ。サンテレビは街頭演説の大群衆を放映したし、演説会場ではどこも歩道橋にまで人が鈴なりだ。疑惑を抱くのは現場にいない県民以外の方々だけではないか。何よりも対抗勢力こそ、あの大群衆の数のものすごさについては羨望の念こそ抱いても全く疑惑は抱いていないはずだ。ちなみに3,4世代前のiPhoneを使って撮影していたというのは草の根ボランティアの斎藤陣営であるがゆえに起こった現象ではないか。斎藤陣営は政党や労組、各種団体の支援を受けず、ボランティアが手伝う体制だ。おそらく機材も資金も限られており気の毒だ。あと3日ほどの選挙戦、各陣営とも全力を尽くしていただきたい。
コメンテータープロフィール
専門は戦略と改革。国交省(旧運輸省)、マッキンゼー(パートナー)を経て米ジョージタウン大学研究教授、慶應大学総合政策学部教授を歴任。平和堂、スターフライヤー等の社外取締役・監査役、北九州市及び京都市顧問を兼務。東京都・大阪府市・愛知県の3都府県顧問や新潟市都市政策研究所長を歴任。著書に『改革力』『大阪維新』『行政評価の時代』等。京大法、米プリンストン大学院修士卒。これまで世界119か国を旅した。大学院大学至善館特命教授。オンラインサロン「街の未来、日本の未来」主宰 https://lounge.dmm.com/detail/1745/。1957年大阪市生まれ。
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