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上山信一

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慶應大学名誉教授、経営コンサルタント

報告

解説20億円も選挙費用を使ったが斎藤さんの再選、つまり元に戻っただけだ。結果的に議会とマスコミは知事の邪魔をして県政を6か月も混乱させた。議会やマスコミは文書問題、公益通報ばかり批判したが、県民は斎藤氏の政策や改革に興味があった。変化も感じて改革路線の継続を望んだ。議会は自分たちが改革に反対するあまり、文書問題という県民の関心事とはいえない事案で斎藤氏に言いがかりをつけ県政を混乱させたともいえる。さらに不要な百条委員会まで置き、斎藤氏を辞めさせる画策をした。マスコミも議会や百条委からの情報を「公式情報」として裏どりもせずに拡散し、謀略に加担(ORもしかしたら騙された)。しかし県民は真実を書かない新聞テレビを信用せず、騙されなかった。議会は反省と総括、そして県民への説明をへて自ら解散したらどうだろうか。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 米重克洋

    JX通信社 代表取締役

    補足斎藤氏自身というよりは、周りからSNSのうねりが起きて、選挙全体の情勢を大きく動かした。その点では歴…続きを読む

  • 大濱崎卓真

    選挙コンサルタント・政治アナリスト

    解説17日間の知事選の序盤と終盤で、全く別の選挙を見ているようでした。知事選の間、新聞やTVなどの報道は…続きを読む

コメンテータープロフィール

上山信一

慶應大学名誉教授、経営コンサルタント

専門は戦略と改革。国交省(旧運輸省)、マッキンゼー(パートナー)を経て米ジョージタウン大学研究教授、慶應大学総合政策学部教授を歴任。平和堂、スターフライヤー等の社外取締役・監査役、北九州市及び京都市顧問を兼務。東京都・大阪府市・愛知県の3都府県顧問や新潟市都市政策研究所長を歴任。著書に『改革力』『大阪維新』『行政評価の時代』等。京大法、米プリンストン大学院修士卒。これまで世界119か国を旅した。大学院大学至善館特命教授。オンラインサロン「街の未来、日本の未来」主宰 https://lounge.dmm.com/detail/1745/。1957年大阪市生まれ。

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