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タワーマン

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元航空管制官

報告

見解管制官採用試験以外で緊急的に増やす手段は2つしかありません。特別採用と異動です。 前者は防衛省の管制員や、元航空局の管制官でいずれも一年以内に業務に従事していた者が対象です。辞めてから一年以上経過したら基本的に対象外です。 今回の記事によれば主要空港の管制官を増員とありますので、前者の特別採用は拡大しつつ後者に当たる地方空港の管制官を異動させて主要空港を手厚くする方針が取られると考えられます。 しかし、いずれの場合も戦力になるには相当の訓練期間を要します。そして、たまたま今回の正月の事故は繁忙空港で起きたわけですが、地方空港は地方の難しさがあり、軽視はできません。 最後に、人員の数も重要ですが質はもっと重要ということを、経験者としてお伝えしておきたいです。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 鳥塚亮

    えちごトキめき鉄道代表取締役社長。元いすみ鉄道社長。

    補足管制官は高い技術と経験を必要とする職種です。 増員と言っても養成に当たって相当の期間が必要になります…続きを読む

コメンテータープロフィール

元航空管制官で退職後は航空系ブロガー兼ゲーム実況YouTuberとなる。飛行機の知識ゼロから管制塔で奮闘して得た経験を基に、空の世界をわかりやすく発信し続ける。

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