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鳥塚亮

鳥塚亮

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えちごトキめき鉄道代表取締役社長。元いすみ鉄道社長。

報告

補足管制官は高い技術と経験を必要とする職種です。 増員と言っても養成に当たって相当の期間が必要になります。 バブル崩壊以降、この国では予算管理を含めてもともとお寒い財政事情の中、長期的展望に立つことなく最低限の採用でパッチワーク的な対応が長いこと取られてきたことが、管制官ばかりでなく鉄道の運転士など、経験と技術を必要とする職業に大きな人手不足を招いています。 管制官は離発着の業務分担などチームワークが必要な仕事ですから、急遽応援人員を派遣しても現場の負担は軽減されません。 これを機会に、長期的展望に立った人員養成がいろいろな職業に取り入れられることを願います。

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  • タワーマン

    元航空管制官

    見解管制官採用試験以外で緊急的に増やす手段は2つしかありません。特別採用と異動です。 前者は防衛省の管制…続きを読む

コメンテータープロフィール

鳥塚亮

えちごトキめき鉄道代表取締役社長。元いすみ鉄道社長。

1960年生まれ東京都出身。元ブリティッシュエアウエイズ旅客運航部長。2009年に公募で千葉県のいすみ鉄道代表取締役社長に就任。ムーミン列車、昭和の国鉄形ディーゼルカー、訓練費用自己負担による自社養成乗務員運転士の募集、レストラン列車などをプロデュースし、いすみ鉄道を一躍全国区にし、地方創生に貢献。2019年9月、新潟県の第3セクターえちごトキめき鉄道社長に就任。NPO法人「おいしいローカル線をつくる会」顧問。地元の鉄道を上手に使って観光客を呼び込むなど、地域の皆様方とともに地域全体が浮上する取り組みを進めています。

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