補足ハゲタカジャーナルの問題点としては,主に研究者の業績の水増しがあげられますが,お金さえ払えば掲載される論文誌に掲載された論文が,正規の査読を受けた論文と同じように扱われることで,陰謀論や偽誤情報の根拠とされる,という可能性もあります. さらには,「偽誤情報も論文になる」ということになれば,研究そのものに対する社会の信頼を損ねる可能性が高く,研究者としては決して見過ごすことのできない大きな問題です.
コメンテータープロフィール
2004年東京工業大学大学院理工学研究科機械制御システム工学専攻博士課程修了(博士(工学)),2012年より東京大学大学院工学系研究科准教授,2021年より現職.計算社会科学,人工知能技術の社会応用などの研究に従事.計算社会科学会副会長,情報法制研究所理事,人工知能学会編集委員長.人工知能学会,電子情報通信学会,情報処理学会,日本社会情報学会,AAAI各会員.「科学技術への顕著な貢献2018(ナイスステップな研究者)」
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